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注目銘柄ダイジェスト(前場):ミサワ、モルフォ、SKIYAKIなど

注目トピックス 市況・概況


ミサワ<3169>:548円(+80円)
ストップ高。前日に第2四半期決算を発表、累計営業利益は2.5億円で前年同期比2.7倍、通期計画2億円を超過する状況となっている。従来予想の1.1億円も大幅に上振れ。今シーズンから投入した新商品の販売が好調であったこと、及び人気の既存商品についても適正量の在庫を繁忙期に確保できたことが主因。期中の急激な円高、コスト削減策の奏功なども一因に。据え置きの通期予想は今後大幅な上振れが期待できるとの見方になっている。


コスモス薬品<3349>:24250円(+1370円)
大幅続伸。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も21600円から25200円に引き上げている。前第4四半期実績、6月以降の販売実勢などを踏まえて、今来期の業績予想は市場予想を上回る水準に引き上げているもよう。接客強化+専用商品効果+積極出店継続で、短中長期ともに見通しは良好であるとしている。


カチタス<8919>:3245円(+160円)
大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」、目標株価4300円で新規にカバレッジを開始している。成熟化する住宅市場において相対的に伸びる余地がある中古住宅市場に特化していること、新築住宅に対する価格優位性があり主力市場である地方の人口減少を考慮しても成長余地があることなどを評価しているようだ。また、大株主であるニトリとの提携による効果の本格的な波及にも期待と。


香陵住販<3495>:1745円
公開価格(1700円)を15.9%上回る1970円で初値を付けた。81年10月設立。主な事業は不動産売買及び賃貸借や交換、仲介及びあっ旋や管理など。18年9月期の営業利益予想は前期比7.1%増の4.77億円。不動産流通事業で投資用不動産の販売や仲介業務が順調に伸びると見込んでいる。第3四半期累計の営業利益は既に4.92億円に達しており、会社計画を上回って着地する可能性があるとの期待から投資資金が流入している。


鳥貴族<3193>:2140円(-128円)
大幅続落で年初来安値。前日に前7月期の決算を発表、営業利益は16.8億円で前期比15.4%増となった。7月6日に下方修正(23.6億円→15.1億円)した水準をやや上回った。一方、今7月期は17.4億円で同3.7%増益の見通し。2ケタ成長期待が高かったとみられ、収益成長の鈍化をマイナス視する動きが先行へ。なお、前期は不採算店舗の減損を計上で、当期純利益は3割強の減益となっている。


SKIYAKI<3995>:847円( - )
ストップ安売り気配。19年1月期の営業利益を従来予想の3.00億円から1.11億円(前期実績2.42億円)に下方修正している。連結子会社の増加で制作原価などの発生が見込まれるほか、商品配送費用の値上がりや想定以上に膨らんだ投資関連費用が利益を圧迫する見通し。第2四半期累計(18年2-7月)は前年同期比45.9%減の0.75億円で着地。このほか、プロスポーツクラブのファンサイトを運営する企業の子会社化などを発表している。


SUMCO<3436>:1550円(-55円)
続落で年初来安値。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3255円から1800円に引き下げている。業界の18年以降の300mmウエーハ生産能力拡大が想定以上になるとし、販売価格予想を減額している。また、19.12期以降には修繕費などが想定以上に増加する可能性もあり、業績予想を引き下げているようだ。19.12期営業利益は従来の888億円から750億円に下方修正。


モルフォ<3653>:2879円(+301円)
大幅に4日ぶり反発。フィンランドのTop Data Science Oy/Ltd.(TDS)の株式を取得し、子会社化すると発表している。TDSはコンピュータビジョンやディープラーニングのソリューション開発に特化したデータサイエンス企業。取得価額は5.73億円。株式譲渡実行日は10月の予定。18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の営業利益は前年同期比42.8%減の3.69億円だった。通期予想は前期比11.2%増の9.00億円で据え置いた。


東エレク<8035>:16110円(-425円)
続落で年初来安値。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、目標株価も24000円から19000円に引き下げている。19年におけるメモリ投資の調整リスクを織り込むと、当面は市場期待値を超える業績成長の達成は困難になったと考えているもよう。ダウンサイドも大きくないが、業績のボトムアウトが確認できるまでは年初来高値を超える様な株価上昇も期待しづらく、当面はレンジ推移を想定としているもよう。





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