マザーズ先物概況:大幅反発、割安感意識で買い戻しの動き
[18/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
30日のマザーズ先物は変わらずを挟んで9日ぶりに大幅反発した。前日比30.0pt高の863.0ptで取引を終えた。高値は865.0pt、安値は819.0pt、売買高は5677枚。足元の急ピッチの株価下落により新興市場の銘柄に対する割安感が意識されるなか、朝安の日経平均がプラスに転じたことから、マザーズ先物にも買い戻しの動きが広がった。また、個別では、指数インパクトの大きいメルカリ<4385>やMTG<7806>、ミクシィ<2121>などが堅調に推移したことも、個人投資家のセンチメント好転に寄与した。ただ、今夜に米ソーシャルネットワーキングサービス大手フェイスブック(FB)の決算発表が控えている。市場からは「個人情報の不正流出問題に絡んで、業績が大幅に悪化するなど先行き不透明感が強まれば、米国市場は再びリスクオフの動きになる」との声も聞かれており、ナイトセッションにかけて資金の逃げ足の速さが意識される可能性がある点には注意が必要である。
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