26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは354ドル高、年末商戦が順調な出だし
[18/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウは354ドル高、年末商戦が順調な出だし
米国株式相場は上昇。ダウ平均は354.29ドル高の24640.24、ナスダックは142.87ポイント高の7081.85で取引を終了した。欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行。ブラックフライデーの販売が好調となったほか、本日は感謝祭週末明けでオンライン購買が急増する「サイバーマンデー」となっており、年末商戦への期待から小売セクターにも買いが広がった。原油相場の上昇も好感され終日上昇となった。セクター別では食品・飲料・タバコを除いて全面高となり、特に自動車・自動車部品や小売の上昇が目立った。
年末商戦への期待からゲーム小売のゲームストップ(GME)、アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)、家電量販店のベストバイ(BBY)など小売各社が軒並み上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、サイバーマンデーの売上が過去最高に達するとのアドビ社の予想を受けて堅調推移。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、大規模な人員削減や工場閉鎖計画を発表し上昇。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、医療保険のエトナ(AET)の買収計画をNY当局が条件付きで承認し買われた。
食料品のキャンベルスープ(CPB)は、ヘッジファンドのサード・ポイントが推薦する社外取締役2名の選任、新たなCEOの選定に関する助言提供を認めることに合意した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米年末商戦好調との見方でドル買い強まる
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円22銭から113円65銭まで上昇し、113円60銭で引けた。米国の年末商戦が好調との期待が広がり、ドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1376ドルから1.1325ドルまで下落し、1.1327ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がEU議会証言で、景気に慎重な見通しを示し、依然、大規模な金融緩和が必要との見解を示したことから、欧米金利差の拡大観測にユーロ売り、ドル買いが強まった。ユーロ・円は、欧米株高を意識して128円58銭から128円87銭まで買われた。ポンド・ドルは、1.2864ドルから1.2805ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9967フランから0.9993フランまで上昇した。
■NY原油:反発で51.63ドル、欧米株高を意識した買いが入る
NY原油先物1月限は反発(NYMEX原油1月限終値:51.63 ↑1.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比+1.21ドルの51.63ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて52.25ドルまで買われた。欧米株高を意識した買いが入ったようだ。ただ、世界経済の減速観測は後退していないため、原油需要増大を想定した買いは増えていないようだ。石油輸出国機構(OPEC)とOPEC非加盟の主要産油国が需給均衡のため、来年にかけて生産の削減や調整を実施するかどうかも定かではないとみられている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.56ドル +0.59ドル(+2.19%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.28ドル +1.20ドル(+2.79%)
ゴールドマン・サックス(GS)194.34ドル +5.24ドル(+2.77%)
インテル(INTC) 47.45ドル +0.91ドル(+1.96%)
アップル(AAPL) 174.62ドル +2.33ドル(+1.35%)
アルファベット(GOOG) 1048.62ドル +24.74ドル(+2.42%)
フェイスブック(FB) 136.38ドル +4.65ドル(+3.53%)
キャタピラー(CAT) 124.80ドル +2.48ドル(+2.03%)
アルコア(AA) 32.57ドル +0.26ドル(+0.80%)
ウォルマート(WMT) 95.15ドル +0.05ドル(+0.05%)
スプリント(S) 6.19ドル +0.07ドル(+1.14%)
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米国株式相場は上昇。ダウ平均は354.29ドル高の24640.24、ナスダックは142.87ポイント高の7081.85で取引を終了した。欧州株がほぼ全面高となり、米国株にも買いが先行。ブラックフライデーの販売が好調となったほか、本日は感謝祭週末明けでオンライン購買が急増する「サイバーマンデー」となっており、年末商戦への期待から小売セクターにも買いが広がった。原油相場の上昇も好感され終日上昇となった。セクター別では食品・飲料・タバコを除いて全面高となり、特に自動車・自動車部品や小売の上昇が目立った。
年末商戦への期待からゲーム小売のゲームストップ(GME)、アパレルのアメリカン・イーグル・アウトフィッターズ(AEO)、家電量販店のベストバイ(BBY)など小売各社が軒並み上昇。ネット小売のアマゾン(AMZN)は、サイバーマンデーの売上が過去最高に達するとのアドビ社の予想を受けて堅調推移。自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は、大規模な人員削減や工場閉鎖計画を発表し上昇。薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は、医療保険のエトナ(AET)の買収計画をNY当局が条件付きで承認し買われた。
食料品のキャンベルスープ(CPB)は、ヘッジファンドのサード・ポイントが推薦する社外取締役2名の選任、新たなCEOの選定に関する助言提供を認めることに合意した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米年末商戦好調との見方でドル買い強まる
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円22銭から113円65銭まで上昇し、113円60銭で引けた。米国の年末商戦が好調との期待が広がり、ドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1376ドルから1.1325ドルまで下落し、1.1327ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がEU議会証言で、景気に慎重な見通しを示し、依然、大規模な金融緩和が必要との見解を示したことから、欧米金利差の拡大観測にユーロ売り、ドル買いが強まった。ユーロ・円は、欧米株高を意識して128円58銭から128円87銭まで買われた。ポンド・ドルは、1.2864ドルから1.2805ドルまで下落した。ドル・スイスは、0.9967フランから0.9993フランまで上昇した。
■NY原油:反発で51.63ドル、欧米株高を意識した買いが入る
NY原油先物1月限は反発(NYMEX原油1月限終値:51.63 ↑1.21)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比+1.21ドルの51.63ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて52.25ドルまで買われた。欧米株高を意識した買いが入ったようだ。ただ、世界経済の減速観測は後退していないため、原油需要増大を想定した買いは増えていないようだ。石油輸出国機構(OPEC)とOPEC非加盟の主要産油国が需給均衡のため、来年にかけて生産の削減や調整を実施するかどうかも定かではないとみられている。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.56ドル +0.59ドル(+2.19%)
モルガン・スタンレー(MS) 44.28ドル +1.20ドル(+2.79%)
ゴールドマン・サックス(GS)194.34ドル +5.24ドル(+2.77%)
インテル(INTC) 47.45ドル +0.91ドル(+1.96%)
アップル(AAPL) 174.62ドル +2.33ドル(+1.35%)
アルファベット(GOOG) 1048.62ドル +24.74ドル(+2.42%)
フェイスブック(FB) 136.38ドル +4.65ドル(+3.53%)
キャタピラー(CAT) 124.80ドル +2.48ドル(+2.03%)
アルコア(AA) 32.57ドル +0.26ドル(+0.80%)
ウォルマート(WMT) 95.15ドル +0.05ドル(+0.05%)
スプリント(S) 6.19ドル +0.07ドル(+1.14%)
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