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注目銘柄ダイジェスト(前場):大日住薬、OBC、オンキヨーなど

注目トピックス 市況・概況
OBC<4733>:10010円(+480円)
大幅続伸。9月26日の高値10490円に急接近する状況となっている。12月末を基準として1対2の株式分割を実施すると発表、買い材料視されている。1万円を超える高株価水準となっていることをネックに、これまで流動性は低位であった。最低売買金額の引き下げによる流動性の向上効果は大きいとの見方が先行しているようだ。


シップHD<3360>:4275円(-200円)
大幅続落。250億円のユーロ円建CBの発行を発表している。転換価額は前日終値を18%上回る5280円、潜在的な希薄化率は9.5%となる。調達資金は、企業買収資金や借入金の返済などに充当するもよう。また、発行済み株式数の6.62%に当たる330万株、100億円を上限とする自社株取得枠の設定を発表しているが、本日の時間外取引ですでに買い付けを行っていることもあって、目先の需給期待にもつながっていない。


花王<4452>:8412円(+347円)
大幅反発。直径が1万分の1ミリメートル単位の極細繊維を肌表面に吹き付けて形成する美容用の人工皮膚「ファインファイバー」を2019年に製品化すると発表している。シワを軽減するスキンケア商品などへの応用が有望とされ、既存の人工皮膚より通気性が高く、適度な透湿性も維持できるもようだ。前日に技術イノベーション説明会を開催しており、「ファインファイバー」のほか、5つの技術が紹介されているようだ。


大日住薬<4506>:3190円(+447円)
急騰。抗精神病薬ラツーダの米国特許侵害訴訟で和解が成立したと発表している。これにより、ジェネリック品の参入は、2023年2月21日以降となり、特許切れによるラツーダの販売減少、それに伴う来期以降の大幅な業績悪化への懸念が後退することになる。足元で特許延長への期待感は高まっていたものの、ショートポジションも大きいとみられ、正式発表受けてあらためて買い戻しも広がる展開に。親会社の住友化学<4005>も買いが先行。


アプリックス<3727>:197円(+4円)
大幅に3日ぶり反発。子会社のBEAMO(東京都新宿区)が、アプリックスの正規販売代理店としてスマート打刻サービス「DAKOQ」の取り扱いを開始したと発表している。DAKOQは、スマートフォンを使って出勤時刻や退勤時刻をクラウドに記録できるサービス。BEAMOは光通信<9435>との合弁会社。取り扱い開始を受けてスマート打刻サービスの販売が本格化するとの見方から、買い人気を集めている。


メタップス<6172>:2179円(+34円)
大幅に4日続伸。グループの中華圏事業・子会社の完全親会社として、Metaps Entertainment Limited を設立し、持株会社体制によるグループ経営体制へと移行すると発表している。設立は12月の予定で、本社所在地は中国・上海。成長著しい中華圏市場で強固な事業基盤の構築と柔軟な経営体制の確立を図る。親会社の傘下には中華圏事業本部のほか、中国、香港、シンガポールのマーケティング会社や台湾の広告代理店が所属する。


オンキヨー<6628>:78円(+5円)   78 +5
大幅に続伸。グループの事業所等として使用している大阪府寝屋川市の土地建物を譲渡すると発表している。経営資源の有効活用と財務体質の改善及び強化を図るため。帳簿価額及び譲渡価格は譲渡先の意向により非公表。土地面積は4043.19平方メートル、建物の延床面積は1階が1489.00平方メートル、2階が1,257.64平方メートル。固定資産の売却を受けて19年3月期の業績予想が上方修正されるとの期待から投資資金が流入している。




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