NY為替:米国金利の先高観後退でドル売り強まる
[18/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円04銭へ上昇後、113円44銭まで反落し、113円67銭で引けた。米中貿易摩擦改善への期待にリスク選好のドル買い・円売り先行で始まった。その後、米新築住宅販売件数が予想を下回ったほか、地区製造業が鈍化、さらに、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で「金利は中立とされる水準をやや下回る」と、タカ派姿勢を弱めたため、利上げ打ち止めも近いとの観測が強まりドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1269ドルから1.1388ドルまで急伸し、1.1366ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いは後退した。ユーロ・円は、128円38銭から129円26銭まで上昇した。リスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.2743ドルまで下落後、1.2847ドルまで反発した。ドル・スイスは、1.0006フランから0.9926フランまで下落した。
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ユーロ・ドルは、1.1269ドルから1.1388ドルまで急伸し、1.1366ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いは後退した。ユーロ・円は、128円38銭から129円26銭まで上昇した。リスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.2743ドルまで下落後、1.2847ドルまで反発した。ドル・スイスは、1.0006フランから0.9926フランまで下落した。
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