マザーズ先物見通し:米国株安を映して利食い売りが継続し軟調な展開か
[19/01/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、28日の米国株安や為替市場での円高・ドル安を映して売りが先行して始まりそうだ。前日のマザーズ市場は、朝方こそ、前週末の米国株の値上がりを背景に買いが先行する場面もあった。ただ、その後はCYBERDYNE<7779>などの時価総額上位銘柄などのこのところ騰勢を強めていた銘柄中心に利益確定売りが膨らんだほか、日経平均の軟調地合いもあり、リスク回避目的の売りなどが出て、マザーズ先物は4日ぶりに大幅に反落した。本日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)など海外での重要イベントの結果を見定めたいとのムードが強く、様子見ムードが強まりそうだ。このため、前日同様、時価総額上位銘柄に利食い売りが増加すれば全般は軟調な動きを余儀なくされる可能性があろう。一方で、個人投資家による低位材料株への投資資金のシフトは続いており、個別に商いは膨らむ銘柄が増加するだろうが、相場全体に好影響をもたらすことにはつながらないだろう。上値のメドは960.0pt、下値のメドは930.0ptとする。
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