東京為替:ドル・円は下げ渋り、ドル売り継続も株高がサポート
[19/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
31日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けドル売り基調が続いているが、日本株の堅調地合いを受けた円売りがドルを下支えした。
前日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派寄りの政策決定を受けドルは他の通貨に対して弱含んでおり、ドル・円は売り先行。ただ、日経平均株価は前日比200円程度上昇し、株高を好感した円売りがドルの下げを抑えた。
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しているが、上海総合指数は上昇基調が続き米株式先物もプラス圏を維持。ドルは押し目買いも観測される。ただ、ドル買いは後退しており、ドル・円は108円台にとどまっている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円84銭から109円07銭、ユーロ・円は125円06銭から125円25銭、ユーロ・ドルは1.1478ドルから1.1496ドルで推移した。
【要人発言】
・雨宮日銀副総裁
「現在の強力な金融政策を粘り強く続け、物価上昇の原動力であるプラスの需給ギャップをできるだけ長く持続させることが大事」
・日銀金融政策決定会合(1月22-23日開催分)
「状況の変化に対しては追加緩和を含めて迅速、柔軟かつ断固たる対応を取る姿勢が望ましい」
【経済指標】
・日・12月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:-0.5%、11月:-1.0%)
・中・1月製造業PMI:49.5(予想:49.3、12月:49.4)
・中・1月非製造業PMI:54.7(予想:53.8、12月:53.8)
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前日の連邦公開市場委員会(FOMC)でのハト派寄りの政策決定を受けドルは他の通貨に対して弱含んでおり、ドル・円は売り先行。ただ、日経平均株価は前日比200円程度上昇し、株高を好感した円売りがドルの下げを抑えた。
ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小しているが、上海総合指数は上昇基調が続き米株式先物もプラス圏を維持。ドルは押し目買いも観測される。ただ、ドル買いは後退しており、ドル・円は108円台にとどまっている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円84銭から109円07銭、ユーロ・円は125円06銭から125円25銭、ユーロ・ドルは1.1478ドルから1.1496ドルで推移した。
【要人発言】
・雨宮日銀副総裁
「現在の強力な金融政策を粘り強く続け、物価上昇の原動力であるプラスの需給ギャップをできるだけ長く持続させることが大事」
・日銀金融政策決定会合(1月22-23日開催分)
「状況の変化に対しては追加緩和を含めて迅速、柔軟かつ断固たる対応を取る姿勢が望ましい」
【経済指標】
・日・12月鉱工業生産速報値:前月比-0.1%(予想:-0.5%、11月:-1.0%)
・中・1月製造業PMI:49.5(予想:49.3、12月:49.4)
・中・1月非製造業PMI:54.7(予想:53.8、12月:53.8)
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