NY株式:NYダウ72ドル安、地政学リスクが相場の重し
[19/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は72.82ドル安の25985.16、ナスダックは5.21ポイント高の7554.51で取引を終了した。インドとパキスタンを巡る地政学リスクへの警戒感から売りが先行。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が米中交渉の経緯について議会証言を行ったほか、米朝首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、資本財や銀行が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや半導体・半導体製造装置が下落した。
食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、赤字幅が予想より拡大したほか配当中止を発表し大幅下落。製薬のマイラン(MYL)は、決算内容が予想に届かず急落。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、売上高見通しが予想を上振れ急騰。エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や食料品のキャンベルスープ(CPB)は、決算内容が好感され大幅上昇となった。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、3月1日に9.2億ドル相当の転換社債が償還期限を迎える。足元株価は当初に設定された転換価格を大きく下回っており、全額現金による償還となることが予想される。
Horiko Capital Management LLC
<FA>
食品メーカーのディーン・フーズ(DF)は、赤字幅が予想より拡大したほか配当中止を発表し大幅下落。製薬のマイラン(MYL)は、決算内容が予想に届かず急落。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、売上高見通しが予想を上振れ急騰。エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や食料品のキャンベルスープ(CPB)は、決算内容が好感され大幅上昇となった。
電気自動車のテスラ(TSLA)は、3月1日に9.2億ドル相当の転換社債が償還期限を迎える。足元株価は当初に設定された転換価格を大きく下回っており、全額現金による償還となることが予想される。
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