NY株式:上昇、米中協議の継続を好感
[19/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株式相場は上昇。ダウ平均は211.22ドル高の25928.68、ナスダックは60.16ポイント高の7729.32で取引を終了した。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やムニューシン米財務長官らが米中協議を終了し、週明けの交渉継続を明らかとし、協議進展への期待から買いが先行。投資家心理の改善から終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で耐久消費財・アパレルやエネルギーが下落した。
ソフトウェアのブラックベリー(BB)は、決算内容が好感され、大幅上昇。自動車販売のカーマックス(KMX)は、決算内容が予想を上振れ、上昇。バイオ医薬品のセルジーン(CELG)は、同業ブリストル・マイヤーズ(BMY)による買収計画について複数の議決権行使助言会社が支持を表明し、堅調推移。一方で、大手行のウェルズファーゴ(WFC)は、スローンCEOが退任を発表し、不祥事への対応が加速するとの期待感から買われる場面もあったが、結局売りに押された。
本日、ニューヨーク証券取引所に上場した配車サービス大手リフト(LYFT)は、公開価格を大幅に上回る好調な出だしとなった。
(Horiko Capital Management LLC)
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