NY為替:ドル110.84円、米中協議の進展や米指標の改善によるドル買い
[19/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円64銭から110円95銭まで上昇し、110円84銭で引けた。米1月コアPCE価格指数が予想を下回りいったんドル売りが優勢となったが、米中の閣僚級貿易協議で新たな前進が見られたこと、米2月新築住宅販売件数や3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に改善したため米債利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1247ドルから1.1213ドルまで下落して1.1217ドルで引けた。ユーロ・円は、124円64銭から124円19銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.3123ドルから1.2978ドルまで下落した。英下院がメイ首相の欧州連合(EU)離脱協定案を3回連続で否決。合意ない離脱への警戒感も強まり、ポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9945フランから0.9975フランまで上昇した。
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