23日の米国市場ダイジェスト:NYダウ145ドル高、ツイッターなどの決算発表を好感
[19/04/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ145ドル高、ツイッターなどの決算発表を好感
米国株式相場は上昇。ダウ平均は145.34ドル高の26656.39、ナスダックは105.56ポイント高の8120.82で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。ハイテク株を中心に上げ幅を拡大する展開となった。S&P500やナスダック総合指数は過去最高値を更新した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや小売が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や電気通信サービスが下落。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、売上高と1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が予想を上振れ急騰。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は、予想外の黒字決算となり大幅上昇。防衛企業のロッキード・マーティン(LMT)や械関連複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は、通期見通しを上方修正し堅調推移。清涼飲料のコカ・コーラ(KO)は、決算内容が予想を上振れ買われた。一方で、通信大手のベライゾン(VZ)は、契約者数の伸びが予想に届かず下落した。
マーケット終了後に、写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)が発表した1-3月期決算は、売上高は予想を上振れ、一株損失は予想より縮小した。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル強含み、3月新築住宅販売件数は予想外の増加
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円03銭へ上昇後、111円76銭まで反落し、111円86銭で引けた。S&P500種指数やナスダック総合指数が史上最高値を更新する米国株高や米国の3月新築住宅販売件数が予想外に前月から増加したためドル買いに拍車がかかった。上値からは、クロス円絡みの売りにおされ上昇も限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.1248ドルから1.1192ドルまで下落し、1.1224ドルで引けた。ユーロ圏4月消費者信頼感指数速報値が改善予想に反して、悪化したためユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、125円88銭から125円28銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3011ドルから1.2929ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0197フランから1.0231フランまで上昇した。スイス国立銀行(中央銀行)がフラン高是正策を講じるとの思惑でフラン売りが継続した。
■NY原油:続伸で66.30ドル、需給ひっ迫に対する警戒感残る
NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:66.30 ↑0.75)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+0.75ドルの66.30ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは65.58ドル−66.60ドル。原油供給ひっ迫に対する警戒感は消えていないことから、原油先物は強い動きを見せた。欧米株高も好材料となったようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.07ドル +0.02ドル(+0.07%)
モルガン・スタンレー(MS) 47.35ドル +0.06ドル(+0.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)204.14ドル -0.46ドル(-0.22%)
インテル(INTC) 58.78ドル -0.04ドル(-0.07%)
アップル(AAPL) 207.48ドル +2.95ドル(+1.44%)
アルファベット(GOOG) 1264.55ドル +15.71ドル(+1.26%)
フェイスブック(FB) 183.78ドル +2.34ドル(+1.29%)
キャタピラー(CAT) 142.03ドル -0.35ドル(-0.25%)
アルコア(AA) 28.53ドル +0.39ドル(+1.39%)
ウォルマート(WMT) 103.07ドル +0.70ドル(+0.68%)
スプリント(S) 5.71ドル -0.17ドル(-2.89%)
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米国株式相場は上昇。ダウ平均は145.34ドル高の26656.39、ナスダックは105.56ポイント高の8120.82で取引を終了した。複数の主要企業決算が好感され、買いが先行。ハイテク株を中心に上げ幅を拡大する展開となった。S&P500やナスダック総合指数は過去最高値を更新した。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや小売が上昇する一方で家庭用品・パーソナル用品や電気通信サービスが下落。
短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は、売上高と1日当たりアクティブユーザー数(DAU)が予想を上振れ急騰。玩具メーカーのハズブロ(HAS)は、予想外の黒字決算となり大幅上昇。防衛企業のロッキード・マーティン(LMT)や械関連複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は、通期見通しを上方修正し堅調推移。清涼飲料のコカ・コーラ(KO)は、決算内容が予想を上振れ買われた。一方で、通信大手のベライゾン(VZ)は、契約者数の伸びが予想に届かず下落した。
マーケット終了後に、写真共有アプリを手掛けるスナップチャット(SNAP)が発表した1-3月期決算は、売上高は予想を上振れ、一株損失は予想より縮小した。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル強含み、3月新築住宅販売件数は予想外の増加
23日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円03銭へ上昇後、111円76銭まで反落し、111円86銭で引けた。S&P500種指数やナスダック総合指数が史上最高値を更新する米国株高や米国の3月新築住宅販売件数が予想外に前月から増加したためドル買いに拍車がかかった。上値からは、クロス円絡みの売りにおされ上昇も限定的となった。
ユーロ・ドルは、1.1248ドルから1.1192ドルまで下落し、1.1224ドルで引けた。ユーロ圏4月消費者信頼感指数速報値が改善予想に反して、悪化したためユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、125円88銭から125円28銭まで下落。ポンド・ドルは、1.3011ドルから1.2929ドルまで下落した。ドル・スイスは、1.0197フランから1.0231フランまで上昇した。スイス国立銀行(中央銀行)がフラン高是正策を講じるとの思惑でフラン売りが継続した。
■NY原油:続伸で66.30ドル、需給ひっ迫に対する警戒感残る
NY原油先物6月限は続伸(NYMEX原油6月限終値:66.30 ↑0.75)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比+0.75ドルの66.30ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは65.58ドル−66.60ドル。原油供給ひっ迫に対する警戒感は消えていないことから、原油先物は強い動きを見せた。欧米株高も好材料となったようだ。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.07ドル +0.02ドル(+0.07%)
モルガン・スタンレー(MS) 47.35ドル +0.06ドル(+0.13%)
ゴールドマン・サックス(GS)204.14ドル -0.46ドル(-0.22%)
インテル(INTC) 58.78ドル -0.04ドル(-0.07%)
アップル(AAPL) 207.48ドル +2.95ドル(+1.44%)
アルファベット(GOOG) 1264.55ドル +15.71ドル(+1.26%)
フェイスブック(FB) 183.78ドル +2.34ドル(+1.29%)
キャタピラー(CAT) 142.03ドル -0.35ドル(-0.25%)
アルコア(AA) 28.53ドル +0.39ドル(+1.39%)
ウォルマート(WMT) 103.07ドル +0.70ドル(+0.68%)
スプリント(S) 5.71ドル -0.17ドル(-2.89%)
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