個人投資家・有限亭玉介:下半期に向けた注目株をチェック〜その2〜【FISCOソーシャルレポーター】
[19/05/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年5月8日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『下半期に向けた注目株をチェック〜その2〜』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まずはじめの銘柄は、フィックスターズ<3687>です。自動車や産業機械、金融などの幅広い分野に関わるソフトウェア開発を行っている同社は、ハードウェア基盤事業でも大型案件を受注して業績を伸ばしていますねぇ。世界で初めて量子コンピューターの商用化に成功したカナダのD-Wave Systems社と協業・提携している事もあり、テーマとして同社への思惑もあります。
4月24日には上方修正を発表しており、今週でチャートは年初来高値を再び更新しております。目先の決算(5月14日予定)を通過してどのように動くかも見ておきたいところですが、今週は一目均衡表(週足)の雲も上抜いてきておりますので、そのまま上にいけるか…チェック中です。
2つ目の銘柄はテリロジー<3356>です。通信機器や情報セキュリティ品の輸入販売を行っている企業で、仮想通貨や多言語映像通訳サービスの「みえる通訳」などをこれまでの記事で紹介させて頂きました。
今回同社に注目している点は「EzAvater」という自社開発のRPAツールになります。これはいわゆるルーチンワークを自動化し、人間より遥かに早い処理が行えるというものですが、この商品をネクスグループ<6634>傘下ネクス・ソリューションズ社と販売代理店契約を締結した事でも今後、企業がRPA化を推進している事を背景に、業績期待があるものと見ております。チャートは下落傾向にはありますが、反発となった折には打診買いをしてみたいと監視中です。
3つ目の銘柄はWelby<4438>です。PHR(個人が電子的に管理する健康・医療情報)プラットフォームサービスを中心とした事業展開している同社は、多種多様な医療系・製薬系企業と協力しながら、リサーチしたデータをマーケティングに活用しております。健康の自己管理の手助けに貢献できるビジネスとして、新たな材料性などにも期待したい直近IPOとして注目中です。高齢化が進む日本においては社会的意義の強いビジネスである事からも、堅実な経営で業績を伸ばしてより良いサービス展開をして欲しいと願うばかりです。
4つ目の銘柄はパイプドHD<3919>です。システムの導入先から受け取る利用料を主な収益源とし、データ管理プラットフォーム事業を展開している企業ですな。販管費が負担となり情報資産プラットフォーム事業も奮わず、前期までは2期連続の減益という結果でした。
人材投資に注力した結果が実を結び始め、4月10日の大引け後に発表した決算では、20年2月期は経常利益が前期比3.1倍の11.9億円とV字回復を示し…さらに9円の増配も発表して急上昇しました。また、4月19日には子会社がみずほ銀行(みずほFG<8411>)と「職域営業支援ソリューション」の提供開始を発表した事で、出来高を伴った物色が入っていた事もチェックしておきたいもんです。
5つ目の銘柄はFDK<6955>です。富士通系の電池・電子材料メーカーとして知られています。3月18日の日経新聞にて次世代電池である「空気電池」について3年後の実用化に目途をつけたと報じられて動意した事も記憶に新しいですな。その後株価は上値が重いものの、出来高が増加している事には注目しておきたいところです。
そして4月26日の決算にて「20年3月期経常は30.4%減益の見通し」と発表して売られるも、陽線をつけて下落を拒否していた事を見ると、『売られたら拾われている銘柄』とも見る事ができます。このまま新たな材料性にも期待があるかと中長期目線で監視していきたいと見ております。
最後はCYBERDYNE<7779>です。装着型のロボットスーツ「HAL」で知られた企業ですが、介護や医療分野でのロボットのニーズは日本だけでなく世界的にも高い様子です。2月には英国立3Rセンターが主催するCRACK-IT Challenge(フェーズ1)で、同社の子会社に研究資金の交付が発表された事もあり、株価を押し上げました。
赤字続きの中、チャートは保ち合いが続いておりますが、ビジネスとしての結果が伴ってくる事への期待は相応にあると見ています。2019年中に医療機関向けの動脈硬化や不整脈を調べられる小型検査装置の量産を始めると発表した事も、今後の期待材料になるかもしれませんねぇ。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2019年5月8日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『下半期に向けた注目株をチェック〜その2〜』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まずはじめの銘柄は、フィックスターズ<3687>です。自動車や産業機械、金融などの幅広い分野に関わるソフトウェア開発を行っている同社は、ハードウェア基盤事業でも大型案件を受注して業績を伸ばしていますねぇ。世界で初めて量子コンピューターの商用化に成功したカナダのD-Wave Systems社と協業・提携している事もあり、テーマとして同社への思惑もあります。
4月24日には上方修正を発表しており、今週でチャートは年初来高値を再び更新しております。目先の決算(5月14日予定)を通過してどのように動くかも見ておきたいところですが、今週は一目均衡表(週足)の雲も上抜いてきておりますので、そのまま上にいけるか…チェック中です。
2つ目の銘柄はテリロジー<3356>です。通信機器や情報セキュリティ品の輸入販売を行っている企業で、仮想通貨や多言語映像通訳サービスの「みえる通訳」などをこれまでの記事で紹介させて頂きました。
今回同社に注目している点は「EzAvater」という自社開発のRPAツールになります。これはいわゆるルーチンワークを自動化し、人間より遥かに早い処理が行えるというものですが、この商品をネクスグループ<6634>傘下ネクス・ソリューションズ社と販売代理店契約を締結した事でも今後、企業がRPA化を推進している事を背景に、業績期待があるものと見ております。チャートは下落傾向にはありますが、反発となった折には打診買いをしてみたいと監視中です。
3つ目の銘柄はWelby<4438>です。PHR(個人が電子的に管理する健康・医療情報)プラットフォームサービスを中心とした事業展開している同社は、多種多様な医療系・製薬系企業と協力しながら、リサーチしたデータをマーケティングに活用しております。健康の自己管理の手助けに貢献できるビジネスとして、新たな材料性などにも期待したい直近IPOとして注目中です。高齢化が進む日本においては社会的意義の強いビジネスである事からも、堅実な経営で業績を伸ばしてより良いサービス展開をして欲しいと願うばかりです。
4つ目の銘柄はパイプドHD<3919>です。システムの導入先から受け取る利用料を主な収益源とし、データ管理プラットフォーム事業を展開している企業ですな。販管費が負担となり情報資産プラットフォーム事業も奮わず、前期までは2期連続の減益という結果でした。
人材投資に注力した結果が実を結び始め、4月10日の大引け後に発表した決算では、20年2月期は経常利益が前期比3.1倍の11.9億円とV字回復を示し…さらに9円の増配も発表して急上昇しました。また、4月19日には子会社がみずほ銀行(みずほFG<8411>)と「職域営業支援ソリューション」の提供開始を発表した事で、出来高を伴った物色が入っていた事もチェックしておきたいもんです。
5つ目の銘柄はFDK<6955>です。富士通系の電池・電子材料メーカーとして知られています。3月18日の日経新聞にて次世代電池である「空気電池」について3年後の実用化に目途をつけたと報じられて動意した事も記憶に新しいですな。その後株価は上値が重いものの、出来高が増加している事には注目しておきたいところです。
そして4月26日の決算にて「20年3月期経常は30.4%減益の見通し」と発表して売られるも、陽線をつけて下落を拒否していた事を見ると、『売られたら拾われている銘柄』とも見る事ができます。このまま新たな材料性にも期待があるかと中長期目線で監視していきたいと見ております。
最後はCYBERDYNE<7779>です。装着型のロボットスーツ「HAL」で知られた企業ですが、介護や医療分野でのロボットのニーズは日本だけでなく世界的にも高い様子です。2月には英国立3Rセンターが主催するCRACK-IT Challenge(フェーズ1)で、同社の子会社に研究資金の交付が発表された事もあり、株価を押し上げました。
赤字続きの中、チャートは保ち合いが続いておりますが、ビジネスとしての結果が伴ってくる事への期待は相応にあると見ています。2019年中に医療機関向けの動脈硬化や不整脈を調べられる小型検査装置の量産を始めると発表した事も、今後の期待材料になるかもしれませんねぇ。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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