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個人投資家・有限亭玉介:キャッシュレス関連と最近気になる個別株【FISCOソーシャルレポーター】

注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年6月25日11時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『キャッシュレス関連と最近気になる個別株』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

まず紹介させていただきますのはテックファームHD<3625>です。5月14日に発表した決算では19.6期3Q連結経常利益は通期計画の93.5%に及ぶ4.58億円に達する好調ぶり。今年に入ってからチャートは25日移動平均線上につけて上昇トレンドを維持しておりますな。

同社はソフトウェア開発と自社サービスを主軸に、カジノやスマホ決済向けなどのモバイル電子マネーサービスなどを手掛けております。以前からカジノ関連としての代表格としての見方もありますが、スマホ決済・キャッシュレスのテーマ性を孕む銘柄として注目されている模様ですねぇ。一目均衡表(週足)の雲も上抜けるか…と、その動きを見ています。

2つ目の銘柄はテクノホライゾンHD<6629>です。子会社がモバイルペイメント対応のマルチ決済端末を販売している事もあり、QRコード、キャッシュレス関連としてこれまで何度かご紹介いたしましたな。

同社は監視カメラやFA関連機器などの光学・電子事業を手掛けており、ここ最近は東京五輪の安全対策に連想される防犯カメラに関連する銘柄として物色を受けている様子です。その他、自動運転関連など、目先注目され易い多くのテーマ性を孕む企業でもある為、関連した報道一つでも思惑買いが入る可能性があるでしょうな。今週で年初来高値を更新してきた事で、さらなる反発の機運が高まるかと注目中です。

3つ目の銘柄は高千穂交易<2676>です。商品管理のタグや小売店の万引き防止のゲートで国内トップの企業ですな。近年はキャッシュレス化の潮流から、ICタグやセルフレジ等の商品への注目が集まっております。同社はイスラエルのSupersmart社の、スマホで商品バーコードを読み取り会計をするシステムや、中国のYI Tunnel (Beijing) Technology社のQRコードを使い、扉を閉めれば決済が完了するという自販機など、様々な先端商品の取扱をしており、キャッシュレス関連としての材料性は高いと言えますな。

先の5月10日の決算発表では19.3期は増収増益をキープで好調、20.3期は3期連続増収・4期連続増益の見通しです。現在のPERもPBRも割安と思える数字であり、今後下値を切り上げていくようであれば打診的に拾ってみたいと考え中です。

さて、4つ目は、監視中の個別株からアイリックコーポレーション<7325>をご紹介します。来店型保険ショップの展開や生命保険の現状分析などに役立つシステム販売などを手掛ける企業ですな。5月14日の決算発表では19.6期業績予想を上方修正し、上場来高値も更新。さらに19.6期の配当予想を0円から20円に増配するなど業績は好調ですな。

店舗経営だけでなくWebでの保険案内、業界の枠を超えたFinTechのシステムにも力を入れており、成長分野は多方面に伸びていますねぇ。チャートは5月17日の最高値から調整しておりましたが、26週線付近から反発の様子でございます。

続いて5つ目の銘柄は法人向けの人材育成事業を展開するアルー<7043>です。5月14日の決算発表では19.12期1Qは奮わず赤字着地。グローバル人材育成プログラムからスマホでの英会話学習まで幅広く企業の人材育成に尽力しております。昨年12月に上場から長らく軟調ではありましたが、6月4日の安値826円を底に、反発。その上で直近の6月18日に自社株買い実施を発表し、反発の機運は高まってきている様子です。

これから外国人労働者受入や副業解禁、働き方改革など労働環境を取り巻くニュースは豊富で、そのようなニーズに同社がアジャストできれば、これからも期待材料は豊富にありそうとも見ております。目先は上値抵抗線となっていた75日線を上抜く事が目標でしょうかねぇ。

最後の銘柄はマイネット<3928>です。スマホゲームの開発や、リリースされたゲームの再設計を行うゲーム再生企業ですな。5月15日の決算発表では19.12期1Q連結営業損益は赤字だったものの、2Q累計では赤字幅が縮小へ向かう見通しです。

上場来安値700円(※6/25現在)を意識した値動きが続いておりますが、業績が徐々に改善されて黒字化した時には急騰もあり得るので、この底値の停滞は監視を強める必要がありそうですな。eスポーツの市場の拡大もあり、以前のゲームのイメージとは姿が変わり続ける中で5GやAIの技術革新はゲーム市場にも影響を与えると思われます。市場全体の先行きは期待できそうですが、同社の今後の業績の進捗や材料には注視したいと思います。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず



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