個人投資家・有限亭玉介:業績発表から相場好転!?注目株をご紹介【FISCOソーシャルレポーター】
[19/07/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年7月23日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『業績発表から相場好転!?注目株をご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まずご紹介させて頂くのは、デジタル映像制作や広告を手掛けるレイ<4317>です。今年2月にも紹介しましたが、7月12日の決算発表ではセールスプロモーション・イベント部門の業績が改善した事で20.2期1Q連結経常利益は前年同期比4.7倍の2.63億円と大幅増益となり、連休明けの16日にはストップ高まで買われました。
同社はテレビ朝日HD<9409>との資本・業務提携によって急騰した経緯もあり、今後も同社とのシナジー効果への期待もある企業として見ております。また、SNSの普及によって、3Dプロジェクションマッピングやイベントの様子は世間に広く認知されやすい環境となり、東京五輪などを見据えて同社への思惑買いも入る可能性は今後あるのではないでしょうか。
2つ目の銘柄はサーバーワークス<4434>です。同社はAmazon Web Servicesの導入支援やリセール、保守・運用代行等を展開しています。7月11日に発表した決算では20.2期1Q業績は堅調に推移しております。また、保有していた一部のテラスカイ<3915>の株式を一部売却実施に伴い、上期・通期の業績予想を上方修正しております。さらに、8月31日を基準日として1株につき2株へ株式分割を行うとの発表もあり、株価は急騰しましたが、その後すぐに調整しております。
リセールや保守などのストックビジネスの積み上げが売上増に貢献しており、クラウドの市場規模の拡大と共に、今後も増加傾向は続くのではないかと思われますが、目先は25日線を上抜いて底堅めしていく展開となるまでは監視のみで見ています。
3つ目の銘柄はユーチューバーのマネジメントを手掛けるUUUM<3990>です。7月12日に発表した19.5期決算にて4Q売上高は全事業で増収を達成し通期では大幅な増収増益となりました。20.5期も6期連続増収・5期連続の過去最高益を更新する見通しです。
さらに同日、「note」を運営するピースオブケイクと資本業務提携契約を締結し、これにより幅広いクリエイターのサポートを拡充する方針です。チャートは長らく下落基調でしたが、52週線を下値支えに持ち直してきた同社株価。今後は25・75日線のゴールデンクロス実現もあり得るかと注視しております。
4つ目の銘柄はデジタルリスクの検知に特化したビックデータ解析を手掛けるエルテス<3967>です。7月11日に発表した決算では20.2期1Q連結経常利益は前年同期比3.1倍の0.50億円と増益にて、上期計画(0.05億円)を既に大きく上回った事もあり、急騰。SNSやブログの炎上等を扱うソーシャルメディア関連リスク事業の契約数増加が業績に寄与しました。今後はAIの導入やクラウド化を進め、分析精度向上や利便性を高める方針です。
チャートは75日線に上値を抑えられる形でしたが、決算を期にシグナルが好転した模様。超過勤務や離職を防ぐ内部驚異検知サービスは、働き方改革のテーマ性もあり、2019年下半期は同社に注目したいです。
5つ目の銘柄は、半導体製造装置メーカーでウエハー・ガラス基板搬送装置を手掛けるローツェ<6323>です。半導体銘柄として知られた同社ですが、7月10日に発表された決算はライフサイエンス事業の黒字化や、ウエハー搬送機の売上が伸び20.2期1Qは前年同期比89.3%増の21.70億円と大幅増益。半導体関連が全体として見直されている背景もあり、市場環境も追い風となっています。
チャートは13週線下値サポートに乗り、一目均衡表の雲を上抜けしています。低PERの割安水準で業績好調であれば、中長期での上昇トレンドも可能性もありそうだと監視中です。
最後の銘柄は、漫画アプリやゲーム攻略掲示板アプリを展開するand factory<7035>です。7月12日の大引け後に発表された決算では、19.8期3Q累計の経常利益は前年同期比36.4%減の1.30億円と通期計画の5億円に対する進捗率が25.8%に留まる減益着地でした。しかし、決算発表と同日に小学館との業務提携に加え、スクウェア・エニックスHD<9684>との資本業務提携契約を発表…さらに同時に1株につき2株の割合への株式分割や、株主優待制度の新設も発表し、発表翌日はストップ高まで急騰しました。
提携により実現したファイナルファンタジーの公式ガイドアプリはファンの注目を集め、新たな展開にも期待されます。週足チャートでは先の急騰時の窓を埋めて反発している様子ですので、ここから本格的な反発トレンドが続くかと注目中です。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2019年7月23日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『業績発表から相場好転!?注目株をご紹介』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まずご紹介させて頂くのは、デジタル映像制作や広告を手掛けるレイ<4317>です。今年2月にも紹介しましたが、7月12日の決算発表ではセールスプロモーション・イベント部門の業績が改善した事で20.2期1Q連結経常利益は前年同期比4.7倍の2.63億円と大幅増益となり、連休明けの16日にはストップ高まで買われました。
同社はテレビ朝日HD<9409>との資本・業務提携によって急騰した経緯もあり、今後も同社とのシナジー効果への期待もある企業として見ております。また、SNSの普及によって、3Dプロジェクションマッピングやイベントの様子は世間に広く認知されやすい環境となり、東京五輪などを見据えて同社への思惑買いも入る可能性は今後あるのではないでしょうか。
2つ目の銘柄はサーバーワークス<4434>です。同社はAmazon Web Servicesの導入支援やリセール、保守・運用代行等を展開しています。7月11日に発表した決算では20.2期1Q業績は堅調に推移しております。また、保有していた一部のテラスカイ<3915>の株式を一部売却実施に伴い、上期・通期の業績予想を上方修正しております。さらに、8月31日を基準日として1株につき2株へ株式分割を行うとの発表もあり、株価は急騰しましたが、その後すぐに調整しております。
リセールや保守などのストックビジネスの積み上げが売上増に貢献しており、クラウドの市場規模の拡大と共に、今後も増加傾向は続くのではないかと思われますが、目先は25日線を上抜いて底堅めしていく展開となるまでは監視のみで見ています。
3つ目の銘柄はユーチューバーのマネジメントを手掛けるUUUM<3990>です。7月12日に発表した19.5期決算にて4Q売上高は全事業で増収を達成し通期では大幅な増収増益となりました。20.5期も6期連続増収・5期連続の過去最高益を更新する見通しです。
さらに同日、「note」を運営するピースオブケイクと資本業務提携契約を締結し、これにより幅広いクリエイターのサポートを拡充する方針です。チャートは長らく下落基調でしたが、52週線を下値支えに持ち直してきた同社株価。今後は25・75日線のゴールデンクロス実現もあり得るかと注視しております。
4つ目の銘柄はデジタルリスクの検知に特化したビックデータ解析を手掛けるエルテス<3967>です。7月11日に発表した決算では20.2期1Q連結経常利益は前年同期比3.1倍の0.50億円と増益にて、上期計画(0.05億円)を既に大きく上回った事もあり、急騰。SNSやブログの炎上等を扱うソーシャルメディア関連リスク事業の契約数増加が業績に寄与しました。今後はAIの導入やクラウド化を進め、分析精度向上や利便性を高める方針です。
チャートは75日線に上値を抑えられる形でしたが、決算を期にシグナルが好転した模様。超過勤務や離職を防ぐ内部驚異検知サービスは、働き方改革のテーマ性もあり、2019年下半期は同社に注目したいです。
5つ目の銘柄は、半導体製造装置メーカーでウエハー・ガラス基板搬送装置を手掛けるローツェ<6323>です。半導体銘柄として知られた同社ですが、7月10日に発表された決算はライフサイエンス事業の黒字化や、ウエハー搬送機の売上が伸び20.2期1Qは前年同期比89.3%増の21.70億円と大幅増益。半導体関連が全体として見直されている背景もあり、市場環境も追い風となっています。
チャートは13週線下値サポートに乗り、一目均衡表の雲を上抜けしています。低PERの割安水準で業績好調であれば、中長期での上昇トレンドも可能性もありそうだと監視中です。
最後の銘柄は、漫画アプリやゲーム攻略掲示板アプリを展開するand factory<7035>です。7月12日の大引け後に発表された決算では、19.8期3Q累計の経常利益は前年同期比36.4%減の1.30億円と通期計画の5億円に対する進捗率が25.8%に留まる減益着地でした。しかし、決算発表と同日に小学館との業務提携に加え、スクウェア・エニックスHD<9684>との資本業務提携契約を発表…さらに同時に1株につき2株の割合への株式分割や、株主優待制度の新設も発表し、発表翌日はストップ高まで急騰しました。
提携により実現したファイナルファンタジーの公式ガイドアプリはファンの注目を集め、新たな展開にも期待されます。週足チャートでは先の急騰時の窓を埋めて反発している様子ですので、ここから本格的な反発トレンドが続くかと注目中です。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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