マザーズ先物見通し:FOMCなどの結果を見極めたいとの思惑から小動きか
[19/07/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果など重要イベントを前に、模様眺めムードが強まりそうだ。FOMCでは、0.25%の利下げが織り込まれているが、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の今後の金融政策スタンスを確認したいとの思惑も手控え材料になろう。また、30日からは米中両政府が、中国・上海で閣僚級の貿易協議を再開する。6月末の米中首脳会談後、双方は対面交渉に臨むのは初めてで、通商協議が進展するのかどうかも見極めたいとのムードも強まるだろう。前日の米国市場もFOMCの結果待ちとの雰囲気から高安まちまちだったほか、シカゴの日経225先物も小動きで、東京市場への支援材料にはなりにくく、手掛かり材料に乏しい。このため、マザーズ先物は方向感に乏しく、狭い値幅でのもみ合い展開にとどまるだろう。上値のメドは885.0pt、下値のメドは870.0ptとする。
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