米国消費者信頼感指数が大きく改善、ドル買い再燃、108.45円⇒108.70円
[19/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
米国消費者信頼感指数が大きく改善、ドル買い再燃、108.45円⇒108.70円
[ロンドン市場概況]
30日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円46銭から108円65銭で推移した。欧州株が全面安、米株先物が下落、米10年債利回りが低下し、ドル売り、円買いが優勢気味になった。
ユーロ・ドルは1.1140ドルから1.1153ドルで推移し、ユーロ・円は120円88銭から121円08銭で推移した。ポンドの買い戻しに連れ高気味になった。
ポンド・ドルは1.2148ドルから1.2190ドルまで上昇。ハードブレグジット懸念によるポンド売りが先行後、買い戻しがみられた。ドル・スイスフランは0.9913フランから0.9894フランまで下落した。
[経済指標]
・独・7月消費者物価指数速報値:前年比+1.7%(予想:+1.5%、6月:+1.6%)
・ユーロ圏・7月景況感指数:102.7(予想:102.6、6月:103.3)
・南ア・4-6月期失業率:29.0%(1-3月期:27.6%)
[要人発言]
・トランプ米大統領(ツイート)
「中国との問題は、相手が約束(農産物購入)を果たさないことだ」
[ニューヨーク市場寄付]
・ドル・円108円51銭、ユーロ・ドル1.1151ドル、ユーロ・円121円00銭、ポンド・ド
ル1.2176ドル、ドル・スイス0.9898フラン。
[ニューヨーク市場概況]
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円45銭へ下落後、108円70銭まで上昇し、108円60銭で引けた。
トランプ大統領の中国批判を受けて米中貿易協議の進展期待が後退また、米国の6月コアPCE価格指数が予想を下回ったためドル売りが強まった。その後発表された6月中古住宅販売成約指数や米7月消費者信頼感指数が予想を上回ったためドル買いが再燃。
さらに、米国のトランプ大統領が中国の習国家主席と電話会談をしたことを明らかにすると、貿易協議進展期待の再燃で円売りも強まった。
ユーロ・ドルは、1.1138ドルへ下落後、1.1161ドルまで上昇し、1.1156ドルで引けた。
ユーロ・円は、120円96銭から121円19銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2186ドルから1.2136ドルまで下落した。合意ない離脱への警戒感を受けたポンド売りが継続。
ドル・スイスは、0.9891フランまで下落後、0.9918フランまで上昇した。
[シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数]
・13.94←12.83日中最大14.18 2018年最大:50.30、過去最低17年8.56
[原油市場概況]
30日のNY原油先物は続伸。米国の利下げが経済を支援し需要増加期待が広がった。また、米国とイランの緊張で供給不安を受けた買いも続いた。
[株式市場概況]
米国株式相場は下落。ダウ平均は23.33ドル安の27198.02、ナスダックは19.71ポイント安の8273.61で取引を終了した。本日より米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から売りが先行。明日のFOMCを見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品やエネルギーが上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや消費者・サービスが下落した。
代替肉食品メーカーであるビヨンド・ミート(BYND)は、約300万株の株式売り出し(増資)計画を発表し、大幅下落。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は、北米事業の苦戦が続く見通しが明らかとなり、急落。消費者金融のキャピタル・ワン(COF)は、約1億人分の個人情報が漏洩し、下軟調推移。一方で、家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)や製薬のメルク(MRK)は、決算内容が好感され、上昇した。
携帯端末のアップル(AAPL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
[通貨オプション]
ドル・円オプション市場は3カ月物を除いてイベントリスクを受けたオプション買いが強まった。
リスクリバーサルではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった。
■変動率
・1カ月物5.43%⇒5.51%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物5.83%⇒5.79%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.12%⇒6.19%(08年10/24=25.50%)
・1年物6.51%⇒6.60%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+0.98%⇒+1.06%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.39%⇒+1.45%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+1.55%⇒+1.59%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+1.70%⇒+1.78%(8年10/27=+10.71%)
[経済指標]
・米・6月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、5月:+1.5%←+1.6%)
・米・6月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、5月:+0.4%←+0.5%)
・米・6月個人消費支出:前月比+0.3%(予想:+0.3%、5月:+0.5%←+0.4%)
・米・6月中古住宅販売成約指数:前月比+2.8%(予想:+0.5%、5月:+1.1%)
135.7
・米・7月消費者信頼感指数:135.7(予想:125.0、6月:121.5)
・米・5月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+2.39%(予想:+2.40%、4
月:+2.53%←+2.54%)
[要人発言]
・トランプ米大統領
「中国と素晴らしい協定が成立するか、または、何も合意しないかどちらかだ」
「FRBは大幅な利下げを」
「大幅な利下げを望む」
「中国の習主席を最近対話をした」
[東京市場終値-ニューヨーク市場終値]
・為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
・ドル・円 108.63 108.70 108.45 108.60
・ユーロ・ドル 1.1143 1.1161 1.1138 1.1156
・ユーロ・円 121.05 121.19 120.88 121.15
・ドル・スイス 0.9908 0.9918 0.9891 0.9902
・ポンド・ドル 1.2164 1.2190 1.2136 1.2150
・株式市場:
・NYダウ 27145.39 27224.36 27069.86 27198.02
・ナスダック 8231.77 8295.47 8228.02 8273.61
・債券市場: (始値) (終値)
・米国債 2年物 1.852 1.847
・米国債10年物 2.058 2.059
・米国債30年物 2.582 2.580
・先物市場:
・NY金先物 1440.00 1443.60 1437.30 1441.8
・NY原油先物 57.21 58.32 56.96 58.05
<KY>
[ロンドン市場概況]
30日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円46銭から108円65銭で推移した。欧州株が全面安、米株先物が下落、米10年債利回りが低下し、ドル売り、円買いが優勢気味になった。
ユーロ・ドルは1.1140ドルから1.1153ドルで推移し、ユーロ・円は120円88銭から121円08銭で推移した。ポンドの買い戻しに連れ高気味になった。
ポンド・ドルは1.2148ドルから1.2190ドルまで上昇。ハードブレグジット懸念によるポンド売りが先行後、買い戻しがみられた。ドル・スイスフランは0.9913フランから0.9894フランまで下落した。
[経済指標]
・独・7月消費者物価指数速報値:前年比+1.7%(予想:+1.5%、6月:+1.6%)
・ユーロ圏・7月景況感指数:102.7(予想:102.6、6月:103.3)
・南ア・4-6月期失業率:29.0%(1-3月期:27.6%)
[要人発言]
・トランプ米大統領(ツイート)
「中国との問題は、相手が約束(農産物購入)を果たさないことだ」
[ニューヨーク市場寄付]
・ドル・円108円51銭、ユーロ・ドル1.1151ドル、ユーロ・円121円00銭、ポンド・ド
ル1.2176ドル、ドル・スイス0.9898フラン。
[ニューヨーク市場概況]
30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円45銭へ下落後、108円70銭まで上昇し、108円60銭で引けた。
トランプ大統領の中国批判を受けて米中貿易協議の進展期待が後退また、米国の6月コアPCE価格指数が予想を下回ったためドル売りが強まった。その後発表された6月中古住宅販売成約指数や米7月消費者信頼感指数が予想を上回ったためドル買いが再燃。
さらに、米国のトランプ大統領が中国の習国家主席と電話会談をしたことを明らかにすると、貿易協議進展期待の再燃で円売りも強まった。
ユーロ・ドルは、1.1138ドルへ下落後、1.1161ドルまで上昇し、1.1156ドルで引けた。
ユーロ・円は、120円96銭から121円19銭まで上昇。
ポンド・ドルは、1.2186ドルから1.2136ドルまで下落した。合意ない離脱への警戒感を受けたポンド売りが継続。
ドル・スイスは、0.9891フランまで下落後、0.9918フランまで上昇した。
[シカゴVIX指数:株式投資家の恐怖心理の度合いを示す指数]
・13.94←12.83日中最大14.18 2018年最大:50.30、過去最低17年8.56
[原油市場概況]
30日のNY原油先物は続伸。米国の利下げが経済を支援し需要増加期待が広がった。また、米国とイランの緊張で供給不安を受けた買いも続いた。
[株式市場概況]
米国株式相場は下落。ダウ平均は23.33ドル安の27198.02、ナスダックは19.71ポイント安の8273.61で取引を終了した。本日より米中協議が再開されたものの、トランプ大統領が中国を批判するツイートを行い、先行き懸念から売りが先行。明日のFOMCを見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小したものの、相場を押し上げるには至らなかった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品やエネルギーが上昇する一方で医薬品・バイオテクノロジーや消費者・サービスが下落した。
代替肉食品メーカーであるビヨンド・ミート(BYND)は、約300万株の株式売り出し(増資)計画を発表し、大幅下落。スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は、北米事業の苦戦が続く見通しが明らかとなり、急落。消費者金融のキャピタル・ワン(COF)は、約1億人分の個人情報が漏洩し、下軟調推移。一方で、家庭用品のプロクター&ギャンブル(PG)や製薬のメルク(MRK)は、決算内容が好感され、上昇した。
携帯端末のアップル(AAPL)は、マーケット終了後に4-6月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
[通貨オプション]
ドル・円オプション市場は3カ月物を除いてイベントリスクを受けたオプション買いが強まった。
リスクリバーサルではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが強まった。
■変動率
・1カ月物5.43%⇒5.51%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物5.83%⇒5.79%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.12%⇒6.19%(08年10/24=25.50%)
・1年物6.51%⇒6.60%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+0.98%⇒+1.06%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.39%⇒+1.45%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+1.55%⇒+1.59%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+1.70%⇒+1.78%(8年10/27=+10.71%)
[経済指標]
・米・6月コアPCE価格指数:前年比+1.6%(予想:+1.7%、5月:+1.5%←+1.6%)
・米・6月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、5月:+0.4%←+0.5%)
・米・6月個人消費支出:前月比+0.3%(予想:+0.3%、5月:+0.5%←+0.4%)
・米・6月中古住宅販売成約指数:前月比+2.8%(予想:+0.5%、5月:+1.1%)
135.7
・米・7月消費者信頼感指数:135.7(予想:125.0、6月:121.5)
・米・5月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:前年比+2.39%(予想:+2.40%、4
月:+2.53%←+2.54%)
[要人発言]
・トランプ米大統領
「中国と素晴らしい協定が成立するか、または、何も合意しないかどちらかだ」
「FRBは大幅な利下げを」
「大幅な利下げを望む」
「中国の習主席を最近対話をした」
[東京市場終値-ニューヨーク市場終値]
・為替市場: (始値) (高値) (安値) (終値)
・ドル・円 108.63 108.70 108.45 108.60
・ユーロ・ドル 1.1143 1.1161 1.1138 1.1156
・ユーロ・円 121.05 121.19 120.88 121.15
・ドル・スイス 0.9908 0.9918 0.9891 0.9902
・ポンド・ドル 1.2164 1.2190 1.2136 1.2150
・株式市場:
・NYダウ 27145.39 27224.36 27069.86 27198.02
・ナスダック 8231.77 8295.47 8228.02 8273.61
・債券市場: (始値) (終値)
・米国債 2年物 1.852 1.847
・米国債10年物 2.058 2.059
・米国債30年物 2.582 2.580
・先物市場:
・NY金先物 1440.00 1443.60 1437.30 1441.8
・NY原油先物 57.21 58.32 56.96 58.05
<KY>