NY債券:軟調、ドイツの財政出動報道で投資家心理が改善
[19/08/17]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
15日の米国長期債相場は軟調。米国の8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は92.1と7月98.4から予想以上に低下、1月来で最低となった。一方、今まで財政均衡を保ってきたドイツ政府は万が一、経済が景気後退入りした場合、財政支出の準備があると地元紙シュピーゲルが報じたことで、投資家心理が改善した。米財務省は超長期債に関する調査を再開したと報じられ、米財務省が超長期債発行との思惑も台頭した。
2年債利回りは1.48%(前日比:-2bp)、10年債利回りは1.55%(同比:+2bp)、30年債利回りは2.04%(同比:+7bp)で取引を終えた。
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