個人投資家株師孔明:ラグビーW杯関連銘柄で上がりそうな株【FISCOソーシャルレポーター】
[19/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年8月27日8時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
■ラグビーW杯とは
2019年ラグビーW杯が9月20日に日本で開幕する。
ラグビーは日本では野球やサッカーと比べると人気が劣る面こそあるものの、世界的には注目度の高いスポーツである。
また、五郎丸歩選手などの活躍で日本でもラグビーの知名度は高まってきていると言え、ラグビーW杯開催を機にラグビーファンが増加することも考えられる。
都市開催のオリンピックと異なり、ラグビーW杯は日本各地で試合が行われる。東京の他、東大阪市の花園ラグビー場や、復興した釜石市などで試合が実施され、地域経済への貢献にも期待したい。
■テレビドラマによる影響も
現在TBS系列で放送されている「ノーサイド・ゲーム」というドラマは、「半沢直樹」や「陸王」「下町ロケット」など、数多くの人気ドラマを輩出した池井戸潤氏の作品であり、放送枠も同じことから今現在も高視聴率となっている。
このドラマが「ラグビー」を題材にしており、これにより世間の「ラグビー」への関心が向かうことも大いに考えられ、W杯とのシナジーで火が付く可能性はあるだろう。
■ラグビーW杯関連銘柄が株価を上げる仕組み
ラグビーW杯関連銘柄は、ラグビーの観戦客による宿泊や移動による恩恵を受けられる企業がまず考えられる。試合会場付近を通る公共交通機関やホテルは需要増により利益を伸ばすチャンスだ。
また、ラグビー人気が高まると、国内ラグビートップリーグで活躍するチームを抱える企業に資金が集まることもあり得る。特に、日本がラグビーW杯で好成績を収めた場合は、注目選手の所属チーム銘柄が人気化しやすくなるだろう。
さらに、ラグビーファンは日中から多くのビールを飲みながらラグビー談議を楽しむことで知られている。そのため、ビール飲料メーカーにも関心が向かう可能性に期待できる。
■動きのあるラグビーW杯関連銘柄
関西の大手私鉄である近鉄グループホールディングス<9041>は年初から株価が堅調だ。1月4日に4,700円でスタートした株価は、その後一度も4,600円を割り込むことなく推移している。
米中貿易摩擦や日韓関係の悪化で市場が荒れる中でも、8月23日終値が5,290円と年初より10%程度高い。海外景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄であり、消費増税に強い鉄道銘柄でもあることから安心感の強い銘柄だと考える。
国内ラグビーの聖地とされる花園ラグビー場でもラグビーW杯の試合が開催予定であり、最寄り駅までの輸送を担う同社に関心が向かうチャンスがある。ラグビートップリーグに参加するチームも抱えており、W杯を機に堅調な株価を下支えする材料がさらに増えることとなろう。
■そのほか、注目しておきたいラグビーW杯関連銘柄
・サントリー食品インターナショナル<2587>
飲料メーカー大手。ラグビーW杯観戦に訪れたラグビーファンが、ビール飲料を多く飲めば需要拡大を取り込むチャンスだ。ラグビートップリーグに参加する強豪チームも抱えており、国内でのラグビー人気が高まればさらなる追い風が吹くだろう。
長雨によるビール需要減退や消費増税による節約志向の高まりが懸念材料だが、夏前の予想に反して猛暑となったことなど好材料も見られる。ラグビー日本代表の試合だけでなく、サントリーの株価もウォッチしておくとよいだろう。
・東芝<6502>
大手電機メーカー。海外原発がらみの損失もあり経営再建中だ。経営再建の成否は予断を許さないものの、2019年3月期には復配を実現するなど明るい兆しも出てきている。
ラグビートップリーグに参加するチームを抱えており、ラグビーW杯を機に国内ラグビーにも関心が向かえば追い風となる。インフラ事業などで堅実に利益を積み上げる体質をどこまで早期に実現できるかに要注目だ。
その他にも注目すべきW杯関連銘柄をブログにてまとめてあるので、興味のある方はご参照頂ければと思う。
■総括
ラグビーW杯関連銘柄は、日本でのラグビーW杯開催が近づいていることから注目を集めている。韓国との関係悪化などでインバウンド需要に陰りが見える中、世界各国から多くの観光客を集めるチャンスだ。
自国でのW杯開催に向けて強化を図ってきた日本チームが活躍を見せれば、関連銘柄への資金流入加速も期待できるだろう。
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その他の細かな情報・展望は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
また、最新のテーマ株なども数多くブログ内にて多数紹介中。人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄・・・などなど、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
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※2019年8月27日8時に執筆
【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。
■ラグビーW杯とは
2019年ラグビーW杯が9月20日に日本で開幕する。
ラグビーは日本では野球やサッカーと比べると人気が劣る面こそあるものの、世界的には注目度の高いスポーツである。
また、五郎丸歩選手などの活躍で日本でもラグビーの知名度は高まってきていると言え、ラグビーW杯開催を機にラグビーファンが増加することも考えられる。
都市開催のオリンピックと異なり、ラグビーW杯は日本各地で試合が行われる。東京の他、東大阪市の花園ラグビー場や、復興した釜石市などで試合が実施され、地域経済への貢献にも期待したい。
■テレビドラマによる影響も
現在TBS系列で放送されている「ノーサイド・ゲーム」というドラマは、「半沢直樹」や「陸王」「下町ロケット」など、数多くの人気ドラマを輩出した池井戸潤氏の作品であり、放送枠も同じことから今現在も高視聴率となっている。
このドラマが「ラグビー」を題材にしており、これにより世間の「ラグビー」への関心が向かうことも大いに考えられ、W杯とのシナジーで火が付く可能性はあるだろう。
■ラグビーW杯関連銘柄が株価を上げる仕組み
ラグビーW杯関連銘柄は、ラグビーの観戦客による宿泊や移動による恩恵を受けられる企業がまず考えられる。試合会場付近を通る公共交通機関やホテルは需要増により利益を伸ばすチャンスだ。
また、ラグビー人気が高まると、国内ラグビートップリーグで活躍するチームを抱える企業に資金が集まることもあり得る。特に、日本がラグビーW杯で好成績を収めた場合は、注目選手の所属チーム銘柄が人気化しやすくなるだろう。
さらに、ラグビーファンは日中から多くのビールを飲みながらラグビー談議を楽しむことで知られている。そのため、ビール飲料メーカーにも関心が向かう可能性に期待できる。
■動きのあるラグビーW杯関連銘柄
関西の大手私鉄である近鉄グループホールディングス<9041>は年初から株価が堅調だ。1月4日に4,700円でスタートした株価は、その後一度も4,600円を割り込むことなく推移している。
米中貿易摩擦や日韓関係の悪化で市場が荒れる中でも、8月23日終値が5,290円と年初より10%程度高い。海外景気の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄であり、消費増税に強い鉄道銘柄でもあることから安心感の強い銘柄だと考える。
国内ラグビーの聖地とされる花園ラグビー場でもラグビーW杯の試合が開催予定であり、最寄り駅までの輸送を担う同社に関心が向かうチャンスがある。ラグビートップリーグに参加するチームも抱えており、W杯を機に堅調な株価を下支えする材料がさらに増えることとなろう。
■そのほか、注目しておきたいラグビーW杯関連銘柄
・サントリー食品インターナショナル<2587>
飲料メーカー大手。ラグビーW杯観戦に訪れたラグビーファンが、ビール飲料を多く飲めば需要拡大を取り込むチャンスだ。ラグビートップリーグに参加する強豪チームも抱えており、国内でのラグビー人気が高まればさらなる追い風が吹くだろう。
長雨によるビール需要減退や消費増税による節約志向の高まりが懸念材料だが、夏前の予想に反して猛暑となったことなど好材料も見られる。ラグビー日本代表の試合だけでなく、サントリーの株価もウォッチしておくとよいだろう。
・東芝<6502>
大手電機メーカー。海外原発がらみの損失もあり経営再建中だ。経営再建の成否は予断を許さないものの、2019年3月期には復配を実現するなど明るい兆しも出てきている。
ラグビートップリーグに参加するチームを抱えており、ラグビーW杯を機に国内ラグビーにも関心が向かえば追い風となる。インフラ事業などで堅実に利益を積み上げる体質をどこまで早期に実現できるかに要注目だ。
その他にも注目すべきW杯関連銘柄をブログにてまとめてあるので、興味のある方はご参照頂ければと思う。
■総括
ラグビーW杯関連銘柄は、日本でのラグビーW杯開催が近づいていることから注目を集めている。韓国との関係悪化などでインバウンド需要に陰りが見える中、世界各国から多くの観光客を集めるチャンスだ。
自国でのW杯開催に向けて強化を図ってきた日本チームが活躍を見せれば、関連銘柄への資金流入加速も期待できるだろう。
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その他の細かな情報・展望は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。
また、最新のテーマ株なども数多くブログ内にて多数紹介中。人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄・・・などなど、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
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