注目銘柄ダイジェスト(前場):メディカルN、シャープ、オンコリスなど
[19/09/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
ニトリHD<9843>:15710円(-670円)
大幅反落。上半期営業利益は前年同期比2%減の550億円前後だったもようとの観測報道が伝わっている。5%減益となる531億円の予想は上回ったようだ。競争力の高いPB商品販売増が下支えになった。ただ、第1四半期は微増益を確保していたことから業績上振れは想定線、株価も高値圏にあるなかで、出尽くし感からの利食い売りも優勢になっている。なお、9月の既存店は前年同月比19.5%増と大きく伸長している。
シャープ<6753>:1183円(-63円)
急落。SMBC日興証券が投資判断「3」を継続で、目標株価を1900円から700円にまで引き下げていることが弱材料視されている。足元では経営努力を上回る震度で同社を取り巻く事業環境は悪化していると指摘。ディスプレイやデバイス事業でのリスクを排除しきれないまま競争条件は悪化しており、目指すビジョンと同社の現実との乖離は大きくなっていると考えているようだ。
神戸物産<3038>:5060円(+150円)
大幅続伸。10月末の株主を対象に、1:2の株式分割を実施すると発表している。株価水準が高いこともあって、流動性の向上につながるとの期待が優勢になっている。また、株式分割に伴って株主優待制度も変更している。これまで同様に、100株以上の株主に対して業務スーパー商品券1000円分(保有年数3年以上は3000円分)を贈呈、実質的な拡充となる。なお、優待内容の変更は来年からとなる。
ルネサス<6723>:704円(+27円)
急伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も640円から980円に引き上げている。在庫調整は峠を越し、今後はサプライチェーンの在庫投資回復の恩恵を受ける局面に入ると予想しているもよう。年初から株価は上昇しているものの、第3四半期以降のIFRSベースでの黒字化、利益回復傾向が確認できれば、さらなる上昇余地があると指摘。
任天堂<7974>:40640円(-1710円)
大幅続落。ゲーム関連データ調査会社によると、20日に発売された同社の新ゲーム機「スイッチライト」の9月20-22日の販売台数は11万4192台になったもようで、市場の期待値を下回ったものとみられている。一部では30万台程度の販売台数も見込まれていたようで、利益確定の動きにもつながっている。なお、同社では、本日の午後5時からスマホゲーム「マリオカートツアー」のサービスを開始するとも発表している。
オンコリス<4588>:2131円(+101円)
大幅に3日続伸。食道がんを対象とするウイルス療法テロメライシン(OBP-301)と放射線治療を併用したPhase1企業治験で、全ての患者への投与及び効果安全性評価委員会による安全性の評価が完了したと発表している。投与中止となるような有害事象は確認されなかったとして、治験結果を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出し、治験を完了する予定。Phase2以降の国内開発は中外製薬<4519>主導で実施する。
メイコー<6787>:1473円(-25円)
大幅に3日ぶり反落。従来未定としていた20年3月期の中間配当予想を15.00円(前年同期実績15.00円)と発表している。期末配当予想は未定(同20.00円)で、今後の業績動向を見極めつつ検討するとしている。中間配当予想の発表を受け、当面の取引材料が出尽くしたとの見方から売り優勢となっている。25日移動平均線が上値抵抗線として意識されていることも株価の重しになっているようだ。
メディカルN<3645>:534円(+66円)
急騰。上限74万株(3.5億円)の自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は16.16%。買付価格は1株468円。25日朝の立会外取引(ToSTNeT-3)で買付けを委託する。8月に退任した創業者の早川亮氏が同社株を売却する意向を有しているため、自社株取得で需給への影響を回避するとともに資本効率の向上及び株式価値向上を図る。
テックファム<3625>:1373円(+9円)
年初来高値。40万株(5億円)を上限に自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は5.52%。株主への利益還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。自社株取得に加え、年初来高値更新で先高期待が高まったことに加え、節目の1500円が視野に入りつつあることも投資資金の流入につながっているようだ。
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大幅反落。上半期営業利益は前年同期比2%減の550億円前後だったもようとの観測報道が伝わっている。5%減益となる531億円の予想は上回ったようだ。競争力の高いPB商品販売増が下支えになった。ただ、第1四半期は微増益を確保していたことから業績上振れは想定線、株価も高値圏にあるなかで、出尽くし感からの利食い売りも優勢になっている。なお、9月の既存店は前年同月比19.5%増と大きく伸長している。
シャープ<6753>:1183円(-63円)
急落。SMBC日興証券が投資判断「3」を継続で、目標株価を1900円から700円にまで引き下げていることが弱材料視されている。足元では経営努力を上回る震度で同社を取り巻く事業環境は悪化していると指摘。ディスプレイやデバイス事業でのリスクを排除しきれないまま競争条件は悪化しており、目指すビジョンと同社の現実との乖離は大きくなっていると考えているようだ。
神戸物産<3038>:5060円(+150円)
大幅続伸。10月末の株主を対象に、1:2の株式分割を実施すると発表している。株価水準が高いこともあって、流動性の向上につながるとの期待が優勢になっている。また、株式分割に伴って株主優待制度も変更している。これまで同様に、100株以上の株主に対して業務スーパー商品券1000円分(保有年数3年以上は3000円分)を贈呈、実質的な拡充となる。なお、優待内容の変更は来年からとなる。
ルネサス<6723>:704円(+27円)
急伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も640円から980円に引き上げている。在庫調整は峠を越し、今後はサプライチェーンの在庫投資回復の恩恵を受ける局面に入ると予想しているもよう。年初から株価は上昇しているものの、第3四半期以降のIFRSベースでの黒字化、利益回復傾向が確認できれば、さらなる上昇余地があると指摘。
任天堂<7974>:40640円(-1710円)
大幅続落。ゲーム関連データ調査会社によると、20日に発売された同社の新ゲーム機「スイッチライト」の9月20-22日の販売台数は11万4192台になったもようで、市場の期待値を下回ったものとみられている。一部では30万台程度の販売台数も見込まれていたようで、利益確定の動きにもつながっている。なお、同社では、本日の午後5時からスマホゲーム「マリオカートツアー」のサービスを開始するとも発表している。
オンコリス<4588>:2131円(+101円)
大幅に3日続伸。食道がんを対象とするウイルス療法テロメライシン(OBP-301)と放射線治療を併用したPhase1企業治験で、全ての患者への投与及び効果安全性評価委員会による安全性の評価が完了したと発表している。投与中止となるような有害事象は確認されなかったとして、治験結果を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出し、治験を完了する予定。Phase2以降の国内開発は中外製薬<4519>主導で実施する。
メイコー<6787>:1473円(-25円)
大幅に3日ぶり反落。従来未定としていた20年3月期の中間配当予想を15.00円(前年同期実績15.00円)と発表している。期末配当予想は未定(同20.00円)で、今後の業績動向を見極めつつ検討するとしている。中間配当予想の発表を受け、当面の取引材料が出尽くしたとの見方から売り優勢となっている。25日移動平均線が上値抵抗線として意識されていることも株価の重しになっているようだ。
メディカルN<3645>:534円(+66円)
急騰。上限74万株(3.5億円)の自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は16.16%。買付価格は1株468円。25日朝の立会外取引(ToSTNeT-3)で買付けを委託する。8月に退任した創業者の早川亮氏が同社株を売却する意向を有しているため、自社株取得で需給への影響を回避するとともに資本効率の向上及び株式価値向上を図る。
テックファム<3625>:1373円(+9円)
年初来高値。40万株(5億円)を上限に自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は5.52%。株主への利益還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的。自社株取得に加え、年初来高値更新で先高期待が高まったことに加え、節目の1500円が視野に入りつつあることも投資資金の流入につながっているようだ。
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