マザーズ先物概況:6日ぶりに反落、海外政治不安の再熱から投資マインド悪化
[19/09/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のマザーズ先物は前日比6.0pt安の865.0ptと6日ぶりに反落となった。高値は876.0pt、安値は858.0pt、取引高は1728枚。本日のマザーズ先物は海外政治不安の再熱から投資マインドが冷え込む形で売りが優勢な一日となった。前日の米国市場はトランプ米大統領の弾劾問題を巡る不透明感が相場の重荷となって主要指数はそろって下落。本日の日本市場も上述した米政治の不透明感に加えて香港の抗議活動観測なども相まって、外部環境の悪化から全面安商状となった。アジア市場の軟調さもこれに拍車をかけた。マザーズ先物は、米国市場の下げ幅がそこまで大きくなかったことから、ナイトセッションの間はほとんど方向感のない形になったが、日中取引が始まってからは、上述した背景から日経平均が大きく下げていったことなども重石となり、大引けにかけて多少下げ幅を縮めたとはいえ、下落基調の強い一日となった。売買代金上位では、指数インパクトの大きいところでは、そーせい<4565>やメルカリ<4385>、ミクシィ<2121>が下落となった。また、直近IPO銘柄であるHPCシステムズ<6597>やサイバー・バズ<7069>、ギフティ<4449>なども大きく下げた。
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