NY為替:ドル107.93円、米企業の対中投資制限などの報道で売り優勢
[19/09/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円18銭まで上昇後、107円79銭まで反落して107円93銭で引けた。米国の9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回ったため米国経済への先行き見通しが改善しドル買いが強まった。その後、米国政府が対中政策の一環として、米国企業による対中投資の制限、米証券取引所の中国企業の上場廃止などの選択肢が検討されていると報じられると、米中関係が一段と悪化、金融安定リスクにつながるなどの懸念にリスク回避のドル売り・円買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0927ドルから1.0959ドルまで上昇して1.0940ドルで引けた。ユーロ・円は、118円47銭まで上昇後、117円95銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2331ドルから1.2288ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9937フランから0.9898フランまで下落した。
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