マザーズ先物見通し:買い一巡後は上値の重さ意識か
[19/10/24]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、前日の米国株の上昇などを眺めて買いが先行して始まりそうだ。前日の米国市場は、発表が本格化している米企業の決算発表を映した買いが先行し、NYダウなど主要指数は揃って反発。シカゴの日経225先物も前日の大阪取引所の終値を上回って終了しているほか、為替市場でも1ドル=108円台後半へと円安方向に傾いており、個人投資家マインドへの支援材料となろう。ただ、市場の関心は主力企業による2019年9月中間決算の内容に移っており、積極的に上値を買い上がる雰囲気には繋がりにくく、買い一巡後は上値の重い展開を強いられるだろう。また、米グーグルが量子コンピューターを使って複雑な計算問題を極めて短時間で解いたと発表したことで、ビットコインのセキュリティが機能しなくなるとの懸念から同通貨に対して売りが膨らんでおり、マザーズ市場の仮想通貨関連に対して下押し圧力となるとみられる。上値のメドは850.0pt、下値のメドは835.0ptとする。
<FA>
<FA>