NY株式:上昇、好決算と米中通商交渉合意期待で
[19/10/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国株式相場は上昇。ダウ平均は152.53ドル高の26958.06、ナスダックは57.32ポイント高の8243.12で取引を終了した。概ね良好な主要企業決算が相次いでいるほか、米中通商交渉で複数の分野で合意間近との報道を受け、終日堅調推移となり、S&P500指数は過去最高値目前にせまった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品が上昇する一方で不動産や公益事業が軟調。
半導体のインテル(INTC)が予想を上回る決算を発表して上昇。ケーブルテレビのチャーター・コミュニケーションズ(CHTR)も減益ながら減少幅が予想より軽微に止まったことが好感され、堅調推移となった。先日、予想外の黒字決算を発表した電気自動車のテスラ (TSLA)も続伸。一方でオンライン小売のアマゾン(AMZN)は、決算で利益が予想を下振れたほか、慎重な業績見通しを示したことで軟調推移となった。
週明けは29-30日開催予定のFOMC(連邦公開市場委員会)に注目が集まりそうだ。市場関係者の多くが利下げが予想しているが、連銀がどこまで緩和的な処置に踏み切るかが焦点となりそうだ。
(Horiko Capital Management LLC)
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