大野芳政:アナリストが教える「株価レーティングで1億円儲ける!」秘密の運用術【FISCOソーシャルレポーター】
[19/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「☆株式投資☆アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年10月27日12時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■栄研化学<4549>
いちよし証券が10月24日に投資判断を「B(中立)→A(買い)」に、フェアバリューを2,100円→2,400円に引き上げたことが伝わっています。
注目されるのは、今期の上振れ余地が大きいことです。レポートでは、20.3期の経常利益は+13.2%の53億円と会社計画の36.5億円を大きく上回ると予想しています。海外を中心に便潜血検査薬の採用が予想以上に拡大しているほか、中長期的にも「北米での対象年齢引き下げにより、さらなる需要拡大が見込まれる」としており、事業環境にも追い風が吹いているようです。
納得感の得られやすい内容であり、息の長い相場が期待できそうです。株価は2018年の取引レンジである2,200円〜2,600円程度まで見直される可能性が高いと注目しています。
■ジャックス<8584>
東海東京調査センターが10月21日に投資判断を「Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気)」に、目標株価を2,400円→2,700円に引き上げたことが伝わっています。
レポートでは、「単体の業績伸長に加え、海外事業の貢献により、21.3期の経常利益は180億円と現行中計の数値目標である161億円を上回る」と予想しています。
小型のバリュー銘柄という地味な印象を受ける銘柄であり、通常なら業績面を材料に株価を押し上げることは少ないですが、レポートによると業績の2ケタ成長が続く見通しであることから、株価は水準訂正が期待できると注目しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」
<SF>
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※2019年10月27日12時に執筆
株式市場では国内外の証券会社やシンクタンク各社から毎日、多数のアナリストレポートがリリースされています。もともと、大口の売買注文を出す機関投資家向けに書かれていましたが、最近では一般の個人投資家にも提供されており、目にする機会も多いのではないでしょうか。
個別株のレポートでは、証券アナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い(強気)・中立・売り(弱気)」などの株価レーティングを付与しています。
レポートがリリースされた直後は、一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティングの情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。ただし、銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうことも多々あるため、レーティングに期待して買ったら高値を掴んでしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
はっきり言うと「レーティング引き上げ=儲かる」は間違いです。「玉」よりも「石」の方が多いため、これだけでは勝率としては低いと考えた方がよいでしょう。しかし、「玉」と「石」を見分けることができたらどうでしょうか。勝率はぐんと上がります。
「玉」と「石」の違いはなんなのか。証券アナリストの「大野芳政」が株価レーティングを15年間以上、研究し続けた結果、いくつかの法則を発見しました。
そこで、レーティング公開後の値動きが一巡した銘柄から、短期だけでなく、中長期的にも上値余地が大きく残っている注目銘柄を紹介します。
☆今週の2銘柄はこちら!!
■栄研化学<4549>
いちよし証券が10月24日に投資判断を「B(中立)→A(買い)」に、フェアバリューを2,100円→2,400円に引き上げたことが伝わっています。
注目されるのは、今期の上振れ余地が大きいことです。レポートでは、20.3期の経常利益は+13.2%の53億円と会社計画の36.5億円を大きく上回ると予想しています。海外を中心に便潜血検査薬の採用が予想以上に拡大しているほか、中長期的にも「北米での対象年齢引き下げにより、さらなる需要拡大が見込まれる」としており、事業環境にも追い風が吹いているようです。
納得感の得られやすい内容であり、息の長い相場が期待できそうです。株価は2018年の取引レンジである2,200円〜2,600円程度まで見直される可能性が高いと注目しています。
■ジャックス<8584>
東海東京調査センターが10月21日に投資判断を「Neutral(中立)→OUTPERFORM(強気)」に、目標株価を2,400円→2,700円に引き上げたことが伝わっています。
レポートでは、「単体の業績伸長に加え、海外事業の貢献により、21.3期の経常利益は180億円と現行中計の数値目標である161億円を上回る」と予想しています。
小型のバリュー銘柄という地味な印象を受ける銘柄であり、通常なら業績面を材料に株価を押し上げることは少ないですが、レポートによると業績の2ケタ成長が続く見通しであることから、株価は水準訂正が期待できると注目しています。
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執筆者名:大野芳政
ブログ名:アナリストが考えたほったらかし投資で1億円儲ける!「トランプ式投資術」
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