個人投資家ブッダ氏:今仕込むべきセルロースナノファイバー関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
[19/11/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ブッダ氏(ブログ「ブッダの株ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2019年11月5日8時20分に執筆
From:ブッダ
日本橋のスタバより
先日、東京モーターショー2019にて環境省がブースにて車を初出品し話題を呼んでいた。小泉進次郎環境相も視察に訪れ、展示されている車の見学や開発担当者からの解説を受けたそうだ。
環境省が展示した車は「AGV」と「NCV」の2種類である。「AGV」は次世代パワー半導体材料として期待されているノーベル賞受賞技術であるGaN(窒化ガリウム)を利用した“超省エネ電気自動車”。一方、「NCV」は植物由来の新素材である「セルロースナノファイバー(CNF)」を用いた各種部品が搭載された、いわば“木から作った軽量化自動車”である。
セルロースナノファイバーは、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を有する日本発の次世代高機能素材として注目されており、今回展示した自動車においては、ボンネット等の部品にセルロースナノファイバーを活用したことによって車体全体で1割以上の軽量化を実現したそうだ。
このセルロースナノファイバーを活用した軽量化自動車製造の取り組みは、京都大学を中心に22の大学・研究機関・企業が取り組んでおり、その他の分野でも実用化に向けて開発研究が進められている。2030年には国内市場規模1兆円に拡大すると期待されていることもあり、今チェックしておいて損はないだろう。
そこで今回は、ブッダが注目しているセルロースナノファイバー関連銘柄を紹介していこう。
■本命のセルロースナノファイバー関連銘柄:星光PMC<4963>
製紙用薬品事業が主力の企業だ。経産省の助成を受け、2014年11月にセルロースナノファイバーの実証生産設備を建設完了している。今年7月にはベトナムにおいて製紙用薬品の新工場設立を発表しており、2021年稼働を目指している。また、京都大学を主体とするセルロースナノファイバーに関する研究プロジェクトにも参加している。今後、動向が非常に楽しみなセルロースナノファイバー関連銘柄だ。
■注目のセルロースナノファイバー関連銘柄(1):大王製紙<3880>
2万種以上の種類の紙をパルプから一貫生産している日本の大手総合製紙メーカーだ。家庭用品「エリエール」のブランドは聞いたことがあるだろう。同社は省エネルギーを追求した製造プロセスの開発によりコスト競争力のあるセルロースナノファイバーの生産を持ち味としている。2018年8月には亜リン酸エステル化法により高い透明性を有するセルロースナノファイバーの開発に成功し化粧品、塗料や光学系材料用途への展開が期待されている。
■注目のセルロースナノファイバー関連銘柄(2):日本製紙<3863>
国内第2位の製紙会社だ。洋紙・板紙や家庭紙、紙容器、溶解パルプなどを展開している。世界初の機能性セルロースナノファイバー実用化商品として、2015年に大人用の紙おむつ「肌ケアアクティ」を販売した。今年の10月25日には住友ゴム工業<5110>が新発売したタイヤに同社のセルロースナノファイバーが採用されていると発表している。
では、いかにしてセルロースナノファイバー関連銘柄で利益を上げるか?それには、自分が企業の動向や市場の内実を理解できる企業に絞って投資を検討することだと、個人的には考えている。
投資の神ことウォーレン・バフェット氏の投資哲学である「自分が理解できる事業内容を行っている企業に投資する」ということを意識しつつ、自分自身も、まずはセルロースナノファイバー関連銘柄を学んでいくつもりだ。セルロースナノファイバー関連銘柄についてはまだ書き足りないことがあるが、掲載面の都合上これぐらいに止め、セルロースナノファイバー関連銘柄を共に学ぶ同志のために詳細をブログにまとめておく。
その他、現在最新の注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。急騰が期待される量子コンピューター関連銘柄、電線地中化関連銘柄などに関する持論を書いている。
グーグルやヤフーの検索エンジンで「ブッダの株ブログ」と検索して、今後の銘柄選定に役立てて欲しい。
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執筆者名:ブッダ
ブログ名:ブッダの株ブログ
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※2019年11月5日8時20分に執筆
From:ブッダ
日本橋のスタバより
先日、東京モーターショー2019にて環境省がブースにて車を初出品し話題を呼んでいた。小泉進次郎環境相も視察に訪れ、展示されている車の見学や開発担当者からの解説を受けたそうだ。
環境省が展示した車は「AGV」と「NCV」の2種類である。「AGV」は次世代パワー半導体材料として期待されているノーベル賞受賞技術であるGaN(窒化ガリウム)を利用した“超省エネ電気自動車”。一方、「NCV」は植物由来の新素材である「セルロースナノファイバー(CNF)」を用いた各種部品が搭載された、いわば“木から作った軽量化自動車”である。
セルロースナノファイバーは、鋼鉄の5分の1の軽さで5倍以上の強度を有する日本発の次世代高機能素材として注目されており、今回展示した自動車においては、ボンネット等の部品にセルロースナノファイバーを活用したことによって車体全体で1割以上の軽量化を実現したそうだ。
このセルロースナノファイバーを活用した軽量化自動車製造の取り組みは、京都大学を中心に22の大学・研究機関・企業が取り組んでおり、その他の分野でも実用化に向けて開発研究が進められている。2030年には国内市場規模1兆円に拡大すると期待されていることもあり、今チェックしておいて損はないだろう。
そこで今回は、ブッダが注目しているセルロースナノファイバー関連銘柄を紹介していこう。
■本命のセルロースナノファイバー関連銘柄:星光PMC<4963>
製紙用薬品事業が主力の企業だ。経産省の助成を受け、2014年11月にセルロースナノファイバーの実証生産設備を建設完了している。今年7月にはベトナムにおいて製紙用薬品の新工場設立を発表しており、2021年稼働を目指している。また、京都大学を主体とするセルロースナノファイバーに関する研究プロジェクトにも参加している。今後、動向が非常に楽しみなセルロースナノファイバー関連銘柄だ。
■注目のセルロースナノファイバー関連銘柄(1):大王製紙<3880>
2万種以上の種類の紙をパルプから一貫生産している日本の大手総合製紙メーカーだ。家庭用品「エリエール」のブランドは聞いたことがあるだろう。同社は省エネルギーを追求した製造プロセスの開発によりコスト競争力のあるセルロースナノファイバーの生産を持ち味としている。2018年8月には亜リン酸エステル化法により高い透明性を有するセルロースナノファイバーの開発に成功し化粧品、塗料や光学系材料用途への展開が期待されている。
■注目のセルロースナノファイバー関連銘柄(2):日本製紙<3863>
国内第2位の製紙会社だ。洋紙・板紙や家庭紙、紙容器、溶解パルプなどを展開している。世界初の機能性セルロースナノファイバー実用化商品として、2015年に大人用の紙おむつ「肌ケアアクティ」を販売した。今年の10月25日には住友ゴム工業<5110>が新発売したタイヤに同社のセルロースナノファイバーが採用されていると発表している。
では、いかにしてセルロースナノファイバー関連銘柄で利益を上げるか?それには、自分が企業の動向や市場の内実を理解できる企業に絞って投資を検討することだと、個人的には考えている。
投資の神ことウォーレン・バフェット氏の投資哲学である「自分が理解できる事業内容を行っている企業に投資する」ということを意識しつつ、自分自身も、まずはセルロースナノファイバー関連銘柄を学んでいくつもりだ。セルロースナノファイバー関連銘柄についてはまだ書き足りないことがあるが、掲載面の都合上これぐらいに止め、セルロースナノファイバー関連銘柄を共に学ぶ同志のために詳細をブログにまとめておく。
その他、現在最新の注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。急騰が期待される量子コンピューター関連銘柄、電線地中化関連銘柄などに関する持論を書いている。
グーグルやヤフーの検索エンジンで「ブッダの株ブログ」と検索して、今後の銘柄選定に役立てて欲しい。
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執筆者名:ブッダ
ブログ名:ブッダの株ブログ
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