個人投資家・有限亭玉介:バイオ株と注目個別株をピックアップ【FISCOソーシャルレポーター】
[19/11/23]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2019年11月20日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『バイオ株と注目個別株をピックアップ』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
初めに紹介させて頂くのは、宇宙開発関連銘柄として注目される明星電気<6709>です。気象防災や宇宙防衛事業を展開する同社の11月1日発表の20.3期上期決算は、経常利益が△1.75億円と前年同期(△4.02億円)に比べ赤字幅を縮小し着地。また、通期の業績予想も経常利益を3.70億円から3.90億円へ上方修正しています。
モニタカメラやロケットカメラ等の受注増に加え、宇宙開発関連の物色を受け、決算後は大きく下値を切り上げております。また、同社の手掛ける水位計や河川における各種監視装置などからも、先の台風から連想される治水関連として需要増が今後見込めるのではと見方もある模様です。
2つ目の銘柄はMS-Japan<6539>です。弁護士や会計士などを中心とした人材派遣のプラットフォームを運営する同社は、10月7日に新規登録者数が過去最高を更新したと発表。11月7日の20.3期上期決算発表では経常利益が前年同期比16.9%増の9.67億円と堅調でした。チャート(日足)は上昇トレンドから25日線を上抜いたものの、上値が重い展開となっていますが、売り手市場である現在の労働市場は、同社にとっては好環境だと思います。
同社はPV数の増加が続く「Manegy」を中心に、コンテンツの収益機会や蓄積した人材の興味関心データを採用のマッチングへと活用しております。目先は調整継続となりそうですが、今後はM&Aを含む海外展開の期待もあり、底を打ったと確認できた折には拾ってみたいと監視しています。
3つ目の銘柄はイー・ガーディアン<6050>です。同社はIoTのセキュリティのコンサルティングやSNSの投稿監視などを手掛け、昨今ではスマートフォン決済の本人認証の案件が大きく収益を伸ばしております。11月5日の19.9期決算発表では経常利益が前期比14.5%増の12.01億円と堅調に推移。20.9期も過去最高益を8期連続で更新の見通しとしております。
決算内容を受けて週足レベルではしっかりとした反発相場へと入っている様子です。2018年4月の高値4,825円から長らく調整に入っていた同社株価が一目均衡表(週足)の雲に入ってからどのように動くのかチェックしていきたいと見ています。
4つ目の銘柄は月極駐車場ポータルサイト「CarParking」の運営等の駐車場事業を手掛けるアズーム<3496>です。オフィスや商業施設をはじめ、マンションにおける駐車場収益化は居住者の高齢化や修繕積立金不足により今後の需要は高まると見込まれています。
11月8日発表の19.9期決算では、経常利益が前期比36.8%減の0.94億円となりましたが、20.9期は前期比2.16倍の2.04億円と過去最高益を更新する見通しとしています。これをうけ株価は急動意しましたが、利益確定売りにより値を戻しましたようです。しかし、翌日から下値を切り上げてきた事からも、反発に動いてきていると考えます。引き続き下値を切り上げるか監視を続けております。
5つ目の銘柄はインフラ土木関連から建設等を手掛けるピーエス三菱<1871>です。同社は決算発表前の11月5日に20.3期上期業績予想の上方修正を発表し、つづく8日の決算発表では経常利益が前年同期比36.9%増の22.49億円と堅調な業績を公表しています。
国土強靭化関連に加え、東京五輪やリニア等、一通り新設需要のピークから2020年以降は、補修や点検等への需要転換が進むとの思惑もあります。8月から上昇トレンドへ乗ったチャートは、決算発表以降は出尽くし感からか調整中です。ただし、中長期ではカジノのIR関連、東京五輪に際したインフラ補修等の受注増の期待もあると考え、反発を確認してから拾ってみたいと考えております。
最後の銘柄はがんや認知症などバイオマーカー探索のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>です。精神疾患が社会問題化する現代、同社はうつ病バイオマーカーへの研究投資を強めています。9月19日には国際臨床検査事業を手掛けるJ-VPDとの業務提携を発表しました。
9月24日にはカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)と共同研究契約を締結し、UCSFの患者群からうつ病のバイオマーカーとされるPEA(エタノールアミンリン酸)測定の研究を進める方針との事です。11月8日の決算発表後も、底値圏で保ち合いが続いておりますが、業績改善傾向でもあり、それに準じる材料などが市場に伝わった折には保ち合いから上放れる可能性を見ています。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<SF>
-----------
※2019年11月20日11時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『バイオ株と注目個別株をピックアップ』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
初めに紹介させて頂くのは、宇宙開発関連銘柄として注目される明星電気<6709>です。気象防災や宇宙防衛事業を展開する同社の11月1日発表の20.3期上期決算は、経常利益が△1.75億円と前年同期(△4.02億円)に比べ赤字幅を縮小し着地。また、通期の業績予想も経常利益を3.70億円から3.90億円へ上方修正しています。
モニタカメラやロケットカメラ等の受注増に加え、宇宙開発関連の物色を受け、決算後は大きく下値を切り上げております。また、同社の手掛ける水位計や河川における各種監視装置などからも、先の台風から連想される治水関連として需要増が今後見込めるのではと見方もある模様です。
2つ目の銘柄はMS-Japan<6539>です。弁護士や会計士などを中心とした人材派遣のプラットフォームを運営する同社は、10月7日に新規登録者数が過去最高を更新したと発表。11月7日の20.3期上期決算発表では経常利益が前年同期比16.9%増の9.67億円と堅調でした。チャート(日足)は上昇トレンドから25日線を上抜いたものの、上値が重い展開となっていますが、売り手市場である現在の労働市場は、同社にとっては好環境だと思います。
同社はPV数の増加が続く「Manegy」を中心に、コンテンツの収益機会や蓄積した人材の興味関心データを採用のマッチングへと活用しております。目先は調整継続となりそうですが、今後はM&Aを含む海外展開の期待もあり、底を打ったと確認できた折には拾ってみたいと監視しています。
3つ目の銘柄はイー・ガーディアン<6050>です。同社はIoTのセキュリティのコンサルティングやSNSの投稿監視などを手掛け、昨今ではスマートフォン決済の本人認証の案件が大きく収益を伸ばしております。11月5日の19.9期決算発表では経常利益が前期比14.5%増の12.01億円と堅調に推移。20.9期も過去最高益を8期連続で更新の見通しとしております。
決算内容を受けて週足レベルではしっかりとした反発相場へと入っている様子です。2018年4月の高値4,825円から長らく調整に入っていた同社株価が一目均衡表(週足)の雲に入ってからどのように動くのかチェックしていきたいと見ています。
4つ目の銘柄は月極駐車場ポータルサイト「CarParking」の運営等の駐車場事業を手掛けるアズーム<3496>です。オフィスや商業施設をはじめ、マンションにおける駐車場収益化は居住者の高齢化や修繕積立金不足により今後の需要は高まると見込まれています。
11月8日発表の19.9期決算では、経常利益が前期比36.8%減の0.94億円となりましたが、20.9期は前期比2.16倍の2.04億円と過去最高益を更新する見通しとしています。これをうけ株価は急動意しましたが、利益確定売りにより値を戻しましたようです。しかし、翌日から下値を切り上げてきた事からも、反発に動いてきていると考えます。引き続き下値を切り上げるか監視を続けております。
5つ目の銘柄はインフラ土木関連から建設等を手掛けるピーエス三菱<1871>です。同社は決算発表前の11月5日に20.3期上期業績予想の上方修正を発表し、つづく8日の決算発表では経常利益が前年同期比36.9%増の22.49億円と堅調な業績を公表しています。
国土強靭化関連に加え、東京五輪やリニア等、一通り新設需要のピークから2020年以降は、補修や点検等への需要転換が進むとの思惑もあります。8月から上昇トレンドへ乗ったチャートは、決算発表以降は出尽くし感からか調整中です。ただし、中長期ではカジノのIR関連、東京五輪に際したインフラ補修等の受注増の期待もあると考え、反発を確認してから拾ってみたいと考えております。
最後の銘柄はがんや認知症などバイオマーカー探索のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090>です。精神疾患が社会問題化する現代、同社はうつ病バイオマーカーへの研究投資を強めています。9月19日には国際臨床検査事業を手掛けるJ-VPDとの業務提携を発表しました。
9月24日にはカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)と共同研究契約を締結し、UCSFの患者群からうつ病のバイオマーカーとされるPEA(エタノールアミンリン酸)測定の研究を進める方針との事です。11月8日の決算発表後も、底値圏で保ち合いが続いておりますが、業績改善傾向でもあり、それに準じる材料などが市場に伝わった折には保ち合いから上放れる可能性を見ています。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
<SF>