マザーズ先物見通し:狭いレンジでの小動きか
[19/11/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、手掛かり材料に欠けるなか、小幅なレンジ内の動きに留まりそうだ。前日の米国市場は、感謝祭で休場なうえ、本日も米株市場は感謝祭翌日で短縮取引となり、米国投資家は連休モードに入っている。トランプ米大統領が前日、署名した香港人権法の影響についても、本格的な動きが出てくるのは来週となる。材料に乏しい状況でマザーズ先物を積極的に手がける向きも限られやすいなか、狭い値幅での動きに終始しそうだ。一方で、足元で個人投資家の資金は値動きの軽い中小型株へのシフトが続いている。主力の東証1部市場と比較した際の出遅れ感が意識されており、マザーズ指数は前日まで5連騰を演じた。現物市場の個別でも、メルカリ<4385>、サンバイオ<4592>、そーせい<4565>、ラクス<3923>など指数寄与度の高い時価総額上位銘柄がしっかりしていることもあり、こうした銘柄に対する資金流入の流れが継続した場合は、マザーズ先物に対する物色にも繋がろう。上値のメドは920.0pt、下値のメドは910.0ptとする。
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