今日の為替市場ポイント:低調な米経済指標を意識してドル買い抑制も
[19/12/20]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
19日のドル・円相場は、東京市場では109円53銭から109円68銭まで反発。欧米市場でドルは109円59銭から109円18銭まで下落し、109円32銭で取引を終えた。
本日20日のドル・円は主に109円台前半で推移か。予想を下回る米経済指標を受けて、目先的にリスク選好的なドル買いは抑制される見通し。
19日のニューヨーク市場では、12月フィラデルフィア地区連銀景況調査(業況指数)の低下や予想を下回る11月米中古住宅販売件数を受けてリスク選好的なドル買いは縮小した。米国株式はやや強い動きを見せたものの、10年債利回りは伸び悩んだこともドルの上昇を抑えた。本日20日に発表される11月コアPCE価格指数は前年比予想+1.5%で上昇率は10月実績の同比+1.6%を下回る見込み。市場予想と一致した場合、インフレ進行の可能性は低下するとみられている。米国株式は底堅い動きを見せても、米長期金利は伸び悩み、ドルの反発は抑制される可能性がある。
<FA>
本日20日のドル・円は主に109円台前半で推移か。予想を下回る米経済指標を受けて、目先的にリスク選好的なドル買いは抑制される見通し。
19日のニューヨーク市場では、12月フィラデルフィア地区連銀景況調査(業況指数)の低下や予想を下回る11月米中古住宅販売件数を受けてリスク選好的なドル買いは縮小した。米国株式はやや強い動きを見せたものの、10年債利回りは伸び悩んだこともドルの上昇を抑えた。本日20日に発表される11月コアPCE価格指数は前年比予想+1.5%で上昇率は10月実績の同比+1.6%を下回る見込み。市場予想と一致した場合、インフレ進行の可能性は低下するとみられている。米国株式は底堅い動きを見せても、米長期金利は伸び悩み、ドルの反発は抑制される可能性がある。
<FA>