26日の米国市場ダイジェスト:NYダウ105ドル高、年末商戦が好調
[19/12/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ105ドル高、年末商戦が好調
米国株式相場は上昇。ダウ平均は105.94ドル高の28621.39、ナスダックは69.51ポイント高の9022.39で取引を終了した。中国が来年1月に予定している貿易合意の署名に関して、米国と緊密に連携しているとの発表を受けて買いが先行。また、マスターカード(MA)によると、11月1日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)が前年同期比3.4%増となったことが明らかとなり、終日堅調推移となった。ナスダックは節目となる9000ポイントを初めて上回った。セクター別では小売やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが軟調。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は、年末商戦の売上が過去最高になったと発表し上昇。年末商戦期の小売売上高が増加したとの調査結果を受け、百貨店のメーシーズ(M)やノードストローム(JWN)も買われた。電気自動車のテスラ(TSLA)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け堅調推移。一方で、航空機のボーイング(BA)は、737MAXに関して米連邦航空局(FAA)と議会に新たに提出した同社従業員間のメッセージの記録に「非常に憂慮すべき」描写があることが伝わり下落した。
世界経済の先行き不透明感による影響から企業の設備投資は落ち込んでいるものの、雇用増加や賃金上昇、株高が個人消費を後押ししており、年末商戦は活況だ。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米年末商戦好調、ドル・円は一時109円68銭
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円59銭から109円68銭まで買われたが、その後109円61銭まで下げており、109円64銭で取引を終えた。米国の年末商戦が堅調に伸びたことが明らかになったほか、米週次新規失業保険申請件数は3週間ぶりの低水準となったため、米国経済の成長期待にドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1090ドルから1.1109ドルまで上昇し、1.1096ドルで引けた。ユーロ・円は、121円55銭から121円79銭まで上昇した。米国株式相場が過去最高値を更新したことを受けて、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2967ドルから1.3016ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9802フランから0.9817フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で61.68ドル、株高を意識して61ドル台後半まで上昇
NY原油先物2月限は続伸(NYMEX原油2月限終値:61.68 ↑0.57)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比+0.57ドルの1バレル=61.68ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは61.06ドル−61.83ドル。米国株高を意識した買いが入った。主要産油国による減産体制は2020年も維持されるとの見方が広がっており、原油先物は9月17日以来となる61.83ドルまで買われた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.52ドル +0.30ドル(+0.85%)
モルガン・スタンレー(MS) 51.11ドル +0.42ドル(+0.83%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.21ドル +1.30ドル(+0.57%)
インテル(INTC) 59.82ドル +0.41ドル(+0.69%)
アップル(AAPL) 289.91ドル +5.64ドル(+1.98%)
アルファベット(GOOG) 1360.40ドル +16.84ドル(+1.25%)
フェイスブック(FB) 207.79ドル +2.67ドル(+1.30%)
キャタピラー(CAT) 148.22ドル +0.74ドル(+0.50%)
アルコア(AA) 21.45ドル -0.13ドル(-0.60%)
ウォルマート(WMT) 119.52ドル +0.01ドル(+0.01%)
スプリント(S) 5.19ドル -0.07ドル(-1.33%)
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米国株式相場は上昇。ダウ平均は105.94ドル高の28621.39、ナスダックは69.51ポイント高の9022.39で取引を終了した。中国が来年1月に予定している貿易合意の署名に関して、米国と緊密に連携しているとの発表を受けて買いが先行。また、マスターカード(MA)によると、11月1日から12月24日までの小売売上高(自動車を除く)が前年同期比3.4%増となったことが明らかとなり、終日堅調推移となった。ナスダックは節目となる9000ポイントを初めて上回った。セクター別では小売やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが軟調。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は、年末商戦の売上が過去最高になったと発表し上昇。年末商戦期の小売売上高が増加したとの調査結果を受け、百貨店のメーシーズ(M)やノードストローム(JWN)も買われた。電気自動車のテスラ(TSLA)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け堅調推移。一方で、航空機のボーイング(BA)は、737MAXに関して米連邦航空局(FAA)と議会に新たに提出した同社従業員間のメッセージの記録に「非常に憂慮すべき」描写があることが伝わり下落した。
世界経済の先行き不透明感による影響から企業の設備投資は落ち込んでいるものの、雇用増加や賃金上昇、株高が個人消費を後押ししており、年末商戦は活況だ。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米年末商戦好調、ドル・円は一時109円68銭
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円59銭から109円68銭まで買われたが、その後109円61銭まで下げており、109円64銭で取引を終えた。米国の年末商戦が堅調に伸びたことが明らかになったほか、米週次新規失業保険申請件数は3週間ぶりの低水準となったため、米国経済の成長期待にドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1090ドルから1.1109ドルまで上昇し、1.1096ドルで引けた。ユーロ・円は、121円55銭から121円79銭まで上昇した。米国株式相場が過去最高値を更新したことを受けて、リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2967ドルから1.3016ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9802フランから0.9817フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で61.68ドル、株高を意識して61ドル台後半まで上昇
NY原油先物2月限は続伸(NYMEX原油2月限終値:61.68 ↑0.57)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比+0.57ドルの1バレル=61.68ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは61.06ドル−61.83ドル。米国株高を意識した買いが入った。主要産油国による減産体制は2020年も維持されるとの見方が広がっており、原油先物は9月17日以来となる61.83ドルまで買われた。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.52ドル +0.30ドル(+0.85%)
モルガン・スタンレー(MS) 51.11ドル +0.42ドル(+0.83%)
ゴールドマン・サックス(GS)231.21ドル +1.30ドル(+0.57%)
インテル(INTC) 59.82ドル +0.41ドル(+0.69%)
アップル(AAPL) 289.91ドル +5.64ドル(+1.98%)
アルファベット(GOOG) 1360.40ドル +16.84ドル(+1.25%)
フェイスブック(FB) 207.79ドル +2.67ドル(+1.30%)
キャタピラー(CAT) 148.22ドル +0.74ドル(+0.50%)
アルコア(AA) 21.45ドル -0.13ドル(-0.60%)
ウォルマート(WMT) 119.52ドル +0.01ドル(+0.01%)
スプリント(S) 5.19ドル -0.07ドル(-1.33%)
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