NY為替:ドル109.44円、EU域内の景気に回復の兆しでユーロ買い優勢
[19/12/28]
提供元:株式会社フィスコ
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27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円59銭まで上昇後、109円39銭まで反落して109円44銭で引けた。欧州通貨高や米国債利回りの低下でドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1151ドルから1.1188ドルまで上昇して1.1174ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は経済報告の中で、域内の景気に回復の兆しが見えるとしたことからユーロ買いが優勢となった。ユーロ・円は、122円19銭から122円50銭まで上昇。リスク選好の円売りが続いた。
ポンド・ドルは、1.3117ドルまで上昇後、1.3073ドルまで反落した。欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長が、英国のEU離脱の移行を「2020年以降に延長する必要があるかもしれない」とコメント。ジョンソン首相はEUと合意してもしなくても移行を2020年以降に延長する意向はないとしており、ハードブレグジット懸念がくすぶり高値からは伸び悩んだ。
ドル・スイスは、0.9766フランから0.9730フランまで下落した。
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