ユーロ週間見通し:下げ渋りか、日本企業の業績悪化を警戒
[20/02/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■下げ渋り、米企業景況感悪化でユーロ売り縮小
先週のユーロ・ドルは下げ渋り。ユーロ圏経済の減速懸念が強まり、一時1.08ドルを下回ったが、2月21日発表の2月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値と2月米サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことから、ユーロを買い戻す動きが広がった。取引レンジ:1.0778ドル-1.0864ドル。
■上げ渋りか、リスク選好的なユーロ買い抑制も
今週のユーロ・ドルは上げ渋りか。ドイツやユーロ圏の景気減速に対応して、欧州中央銀行(ECB)は緩和的な金融政策を堅持する見通しであり、リスク選好的なユーロ買いは引き続き抑制される見込み。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安全逃避のドル買いが続く可能性があることも、ユーロの反発を抑える一因となる。
予想レンジ:1.0700ドル−1.0950ドル
■対円レートは反発、日本でのウイルス感染拡大で円売り強まる
先週のユーロ・円は反発。ドイツの2月ZEW景気期待指数の大幅な落ち込みを嫌ってリスク回避のユーロ売り・円買いが活発となったが、日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した安全逃避的な円売りが活発となり、ユーロ・円は一時121円40銭まで反発し、週末前は主に120円台後半で推移した。取引レンジ:118円47銭−121円40銭。
■下げ渋りか、日本企業の業績悪化を警戒
今週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏の景気減速懸念は残されているものの、日本国内でのウイルス感染拡大によって企業業績への悪影響は避けられないとみられている。安全逃避的な米ドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いことから、ユーロは対円で下げ渋る可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・28日:2月消費者物価コア指数(1月:前年比+1.1%)
予想レンジ:119円50銭−122円50銭
<FA>
先週のユーロ・ドルは下げ渋り。ユーロ圏経済の減速懸念が強まり、一時1.08ドルを下回ったが、2月21日発表の2月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値と2月米サービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値は市場予想を下回り、米長期金利は低下したことから、ユーロを買い戻す動きが広がった。取引レンジ:1.0778ドル-1.0864ドル。
■上げ渋りか、リスク選好的なユーロ買い抑制も
今週のユーロ・ドルは上げ渋りか。ドイツやユーロ圏の景気減速に対応して、欧州中央銀行(ECB)は緩和的な金融政策を堅持する見通しであり、リスク選好的なユーロ買いは引き続き抑制される見込み。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて安全逃避のドル買いが続く可能性があることも、ユーロの反発を抑える一因となる。
予想レンジ:1.0700ドル−1.0950ドル
■対円レートは反発、日本でのウイルス感染拡大で円売り強まる
先週のユーロ・円は反発。ドイツの2月ZEW景気期待指数の大幅な落ち込みを嫌ってリスク回避のユーロ売り・円買いが活発となったが、日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大を懸念した安全逃避的な円売りが活発となり、ユーロ・円は一時121円40銭まで反発し、週末前は主に120円台後半で推移した。取引レンジ:118円47銭−121円40銭。
■下げ渋りか、日本企業の業績悪化を警戒
今週のユーロ・円は下げ渋りか。ユーロ圏の景気減速懸念は残されているものの、日本国内でのウイルス感染拡大によって企業業績への悪影響は避けられないとみられている。安全逃避的な米ドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いことから、ユーロは対円で下げ渋る可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・28日:2月消費者物価コア指数(1月:前年比+1.1%)
予想レンジ:119円50銭−122円50銭
<FA>