今日の為替市場ポイント:東京市場休場で111円台でのもみ合いが続く可能性
[20/02/24]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
21日のドル・円は東京市場では112円19銭から111円69銭まで下落。欧米市場でドルは112円03銭から111円47銭まで下落しており、111円57銭で取引終了。
本日24日のドル・円は、111円台で推移か。日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されているが、東京市場が休場のため、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は111円台半ば近辺でのもみ合いが続く可能性がある。
21日のニューヨーク市場では、2月米マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値と2月米マークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値がいずれも市場予想を下回ったことから、ポジション調整的なドル売りが優勢となった。市場関係者の間からは、「21日に発表されたユーロ圏と英国の2月総合PMIは改善しており、米国の総合PMIが節目の50を下回ったことは納得できない」との声が聞かれている。
ただし、米国市場から投資家の資金が大量に流出するような事態に発展する可能性は低いとの見方が多く、アジア諸国やいくつかの新興国からの資金流出に対する警戒感は消えていないことから、「安全逃避のドル買い」は継続し、ドル・円相場は再び円安方向に振れる可能性がある。昨年4月の112円40銭が重要な節目となっており、この水準を超えた場合、ドル高・円安がさらに進行する可能性は残されている。
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本日24日のドル・円は、111円台で推移か。日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されているが、東京市場が休場のため、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は111円台半ば近辺でのもみ合いが続く可能性がある。
21日のニューヨーク市場では、2月米マークイット製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値と2月米マークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)速報値がいずれも市場予想を下回ったことから、ポジション調整的なドル売りが優勢となった。市場関係者の間からは、「21日に発表されたユーロ圏と英国の2月総合PMIは改善しており、米国の総合PMIが節目の50を下回ったことは納得できない」との声が聞かれている。
ただし、米国市場から投資家の資金が大量に流出するような事態に発展する可能性は低いとの見方が多く、アジア諸国やいくつかの新興国からの資金流出に対する警戒感は消えていないことから、「安全逃避のドル買い」は継続し、ドル・円相場は再び円安方向に振れる可能性がある。昨年4月の112円40銭が重要な節目となっており、この水準を超えた場合、ドル高・円安がさらに進行する可能性は残されている。
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