24日の米国市場ダイジェスト:NYダウ1031ドル安、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安
[20/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ1031ドル安、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な株安
米国株式相場は下落。ダウ平均は1031.61ドル安の27960.80、ナスダックは355.31ポイント安の9221.28で取引を終了した。新型コロナウイルスによる感染被害が各国に拡大しており、世界経済減速への懸念から大幅下落となった。アジア・欧州株も全面安となり、投資家心理が悪化した。ダウは1000ドルを超す下落となった。セクター別では全面安となり、特に半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品の下落が目立った。
原油相場の下落で、エクソン・モービル(XOM)やマラソン・オイル(MRO)などエネルギー銘柄が軟調推移。米長期金利の低下でシティ・グループ(C)、バンクオブアメリカ(BAC)、JPモルガン(JPM)など金融各社が軒並み売られた。コロナウイルスによる影響で、電気自動車のテスラ(TSLA)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、運動靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)などが業績懸念で下落した。
国民皆保険制度を提唱しているバーニー・サンダース上院議員がネバダ州民主党予備選で快勝し、ユナイテッドヘルス(UNH)やヒューマナ(HUM)など医療保険銘柄が下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:新型肺炎の世界的な感染拡大でリスクオフ
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は111円41銭から110円33銭まで下落し、110円69銭で引けた。新型肺炎がイタリアやイランなど中国外での感染拡大が確認され。世界的な感染拡大が経済の悪化に繋がるとの脅威がリスク回避の円買いに繋がった。さらに、サプライチェーンの混乱を背景に米国経済の成長見通しも引き下げられ年内の追加利下げを織り込むドル売りにも拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0813ドルから1.0872ドルまで上昇して1.0852ドルで引けた。予想を上回った2月のドイツIFO企業景況感指数を好感したユーロ買いが継続。ユーロ・円は120円53銭から119円90銭まで下落。ポンド・ドルは1.2900ドルから1.2938ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9799フランから0.9765フランまで下落した。
■NY原油:続落で51.43ドル、ウイルス感染拡大で世界の原油需要は減少へ
NY原油先物4月限は続落(NYMEX原油4月限終値:51.43 ↓1.95)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-1.95ドルの1バレル=51.43ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは、50.45ドル−52.64ドル。世界同時株安が嫌気された。新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の原油需要は減少するとの見方が広がっており、市場関係者の間では、1バレル=50ドルを再び下回る可能性があるとの見方が浮上している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.73ドル -1.63ドル(-4.74%)
モルガン・スタンレー(MS) 49.68ドル -2.74ドル(-5.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)224.54ドル -6.08ドル(-2.64%)
インテル(INTC) 61.76ドル -2.58ドル(-4.01%)
アップル(AAPL) 298.18ドル -14.87ドル(-4.75%)
アルファベット(GOOG) 1421.59ドル -63.52ドル(-4.28%)
フェイスブック(FB) 200.72ドル -9.46ドル(-4.50%)
キャタピラー(CAT) 132.17ドル -5.04ドル(-3.67%)
アルコア(AA) 15.36ドル -0.74ドル(-4.60%)
ウォルマート(WMT) 116.32ドル -2.26ドル(-1.91%)
スプリント(S) 9.82ドル -0.23ドル(-2.29%)
<SF>
米国株式相場は下落。ダウ平均は1031.61ドル安の27960.80、ナスダックは355.31ポイント安の9221.28で取引を終了した。新型コロナウイルスによる感染被害が各国に拡大しており、世界経済減速への懸念から大幅下落となった。アジア・欧州株も全面安となり、投資家心理が悪化した。ダウは1000ドルを超す下落となった。セクター別では全面安となり、特に半導体・半導体製造装置や自動車・自動車部品の下落が目立った。
原油相場の下落で、エクソン・モービル(XOM)やマラソン・オイル(MRO)などエネルギー銘柄が軟調推移。米長期金利の低下でシティ・グループ(C)、バンクオブアメリカ(BAC)、JPモルガン(JPM)など金融各社が軒並み売られた。コロナウイルスによる影響で、電気自動車のテスラ(TSLA)、コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)、運動靴メーカーのスケッチャーズUSA(SKX)などが業績懸念で下落した。
国民皆保険制度を提唱しているバーニー・サンダース上院議員がネバダ州民主党予備選で快勝し、ユナイテッドヘルス(UNH)やヒューマナ(HUM)など医療保険銘柄が下落している。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:新型肺炎の世界的な感染拡大でリスクオフ
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は111円41銭から110円33銭まで下落し、110円69銭で引けた。新型肺炎がイタリアやイランなど中国外での感染拡大が確認され。世界的な感染拡大が経済の悪化に繋がるとの脅威がリスク回避の円買いに繋がった。さらに、サプライチェーンの混乱を背景に米国経済の成長見通しも引き下げられ年内の追加利下げを織り込むドル売りにも拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.0813ドルから1.0872ドルまで上昇して1.0852ドルで引けた。予想を上回った2月のドイツIFO企業景況感指数を好感したユーロ買いが継続。ユーロ・円は120円53銭から119円90銭まで下落。ポンド・ドルは1.2900ドルから1.2938ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9799フランから0.9765フランまで下落した。
■NY原油:続落で51.43ドル、ウイルス感染拡大で世界の原油需要は減少へ
NY原油先物4月限は続落(NYMEX原油4月限終値:51.43 ↓1.95)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-1.95ドルの1バレル=51.43ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは、50.45ドル−52.64ドル。世界同時株安が嫌気された。新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の原油需要は減少するとの見方が広がっており、市場関係者の間では、1バレル=50ドルを再び下回る可能性があるとの見方が浮上している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 32.73ドル -1.63ドル(-4.74%)
モルガン・スタンレー(MS) 49.68ドル -2.74ドル(-5.23%)
ゴールドマン・サックス(GS)224.54ドル -6.08ドル(-2.64%)
インテル(INTC) 61.76ドル -2.58ドル(-4.01%)
アップル(AAPL) 298.18ドル -14.87ドル(-4.75%)
アルファベット(GOOG) 1421.59ドル -63.52ドル(-4.28%)
フェイスブック(FB) 200.72ドル -9.46ドル(-4.50%)
キャタピラー(CAT) 132.17ドル -5.04ドル(-3.67%)
アルコア(AA) 15.36ドル -0.74ドル(-4.60%)
ウォルマート(WMT) 116.32ドル -2.26ドル(-1.91%)
スプリント(S) 9.82ドル -0.23ドル(-2.29%)
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