マザーズ先物見通し:3日以来の800pt割れか
[20/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、前日の欧米主要株価指数の大幅下落を背景に危機回避的な動きが波及し、今月3日以来となる800pt台割れとなる場面もありそうだ。前日の欧米市場は、 新型コロナウイルスへの感染が中国以外にも飛び火し、韓国やイタリアで感染が急拡大したほか、中東でも死者・感染者が確認されるなど世界的な拡大懸念から売りが膨らみNYダウは1000ドル超下落したほか、英FT100種平均株価指数は3%超、独DAXは4%超下落するなど世界的な株安が連鎖した。シカゴの日経225先物も1000円超下落し、きょうの日経平均も大幅安は避けられず、個人投資家マインドは大幅に悪化しよう。このため、マザーズ先物にもリスク回避の動きが広がりそうだ。市場では「主力の東証1部市場に比べ流動性に乏しいことから、投げが加速する可能性もある」と警戒されており、取引時間中としては、今月3日以来約3週間ぶりとなる800pt台割れも想定されよう。新型肺炎問題に終息の兆しが見えないことから、「関連報道をにらみながら下値を探る展開になる」との声が聞かれた。上値のメドは810.0pt、下値のメドは780.0ptとする。
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