日経VI概況:大幅上昇で節目の20ptを超える、新型肺炎リスクが急拡大
[20/02/25]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は25日、先週末比+5.51pt(上昇率29.13%)の24.42ptと大幅に上昇した。なお、高値は25.90pt、安値は23.69pt。東京市場が休場だった24日の米国市場では、新型コロナウイルスによる感染被害が新たに韓国やイタリアでも観測され、世界経済減速への懸念からNYダウが1000ドル超下落するなど全面安商状となった。こうした流れを受けて、市場心理は急速に悪化し、下値警戒感から、権利行使価格23000円より下に位置する225先物のプットは大きく買い進まれた。これに伴い、リスクセンチメントを表す日経VIは市場の警戒感を示唆するとされる節目の20ptを大きく上回ってスタートした後は、高値圏での推移が続いた。なお、日経VIは2019年1月上旬以来の25pt台を一時つける場面もみられた。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20〜30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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