個人投資家・有限亭玉介:暴落相場を乗り越えてバイオ株と直近IPOに注目【FISCOソーシャルレポーター】
[20/03/22]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年3月17日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『暴落相場を乗り越えてバイオ株と直近IPOに注目』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず最初にご紹介致しますのはオンコリスバイオファーマ<4588>です。2月7日に発表した19年12月期決算では、大幅に赤字縮小で着地しております。その後3月4日には、がん治療におけるウイルス療法「テロメライシン(OBP-301)」について、「局所進行食道癌患者を対象としたOBP-301・放射線併用療法による第2相試験」の第1例目の投与を開始したと、ライセンス先である中外製薬<4519>から発表あると、株価は急騰致しました。テロメライシンは厚生労働省に、先駆け審査指定制度に指定されています。チャートは上値が重い展開が続きますが、地合いが好転した折には同社株も買い直される可能性を見ています。
2つ目の銘柄は中国に製造開発拠点を持つジーエヌアイ<2160>です。同社の2月14日に発表された19年12月期の決算では、税引前利益を前年同期より3倍以上も拡大させて締めくくりました。20年12月期も増益予想で、バイオベンチャーの中では数少ない黒字企業です。3月10日には、新型コロナウイルス対して武漢市同済病院のピルフェニドンの有効性と安全性の研究の為に、同社子会社がピルフェニドンを提供すると発表して急動意しました。一目均衡表(週足)では、雲の下限を割りますが、業績好調で新型コロナ対策との思惑もあり、押し目のタイミングを見ております。
3つ目の銘柄はIPOより3月6日に東証二部へ上場しましたウイルテック<7087>です。ものづくりにおける技術者派遣や請負、EMSなどのアウトソーシング事業を手掛けています。製造現場で活用されるロボットや海外展開なども視野に入れた、工場での働き方改革関連株として注目していきたいですねぇ。工場労働者の人材不足を途上国からの技能実習生で埋め合わせする事も社会課題となっており、移民などのテーマ性も同社と関連性があるかもしれませんな。上場後の初値より株価は暴落相場を背景に下落基調ですが、PBR・PER共に割安と考えていますので、反発となった折には拾ってみたい銘柄として見ております。
4つ目の銘柄もIPOから、3月9日に東証一部へ上場したフォーラムエンジニアリング<7088>です。機械や電気系エンジニアの人材派遣業を手掛けており、同社も働き方改革関連としてのテーマ性を持ち合わせています。エンジニアが持つスキルに応じた段階的な評価に加え、地元で働けるマッチングを提供するコグナビなど、AIを活用したサポートの充実が、大手企業から引き合いがある要因だと思われます。売上高300億円を超える大企業ながらも、地合いの悪さから、上場後より下落が続き、PERは割安です。市場が好転した折には下値を切り上げるか監視したいところですな。
最後の銘柄は企業向けRPAなどのコンサルティングを主力とし、スマートフォンアプリ開発・運営も手掛けるメディアシーク<4824>です。3月9日に発表された決算では、従来の赤字予想から営業利益を黒字着地させました。前年同期に1600万円の赤字であった営業利益が今回の決算で黒字転換しており、需要は拡大傾向だと思われます。同社のアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」は、ファーウェイの子会社が運営する「AppGallery」で提供されている事も、キャッシュレス関連として注目ですねぇ。チャートは軟調な地合いを受けて一目均衡表(月足)の雲の下限さえも割り込んできているので、だいぶ安くなっていると考えます。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2020年3月17日13時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
この度は『暴落相場を乗り越えてバイオ株と直近IPOに注目』というテーマで寄稿させて頂きますよ。
さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。
まず最初にご紹介致しますのはオンコリスバイオファーマ<4588>です。2月7日に発表した19年12月期決算では、大幅に赤字縮小で着地しております。その後3月4日には、がん治療におけるウイルス療法「テロメライシン(OBP-301)」について、「局所進行食道癌患者を対象としたOBP-301・放射線併用療法による第2相試験」の第1例目の投与を開始したと、ライセンス先である中外製薬<4519>から発表あると、株価は急騰致しました。テロメライシンは厚生労働省に、先駆け審査指定制度に指定されています。チャートは上値が重い展開が続きますが、地合いが好転した折には同社株も買い直される可能性を見ています。
2つ目の銘柄は中国に製造開発拠点を持つジーエヌアイ<2160>です。同社の2月14日に発表された19年12月期の決算では、税引前利益を前年同期より3倍以上も拡大させて締めくくりました。20年12月期も増益予想で、バイオベンチャーの中では数少ない黒字企業です。3月10日には、新型コロナウイルス対して武漢市同済病院のピルフェニドンの有効性と安全性の研究の為に、同社子会社がピルフェニドンを提供すると発表して急動意しました。一目均衡表(週足)では、雲の下限を割りますが、業績好調で新型コロナ対策との思惑もあり、押し目のタイミングを見ております。
3つ目の銘柄はIPOより3月6日に東証二部へ上場しましたウイルテック<7087>です。ものづくりにおける技術者派遣や請負、EMSなどのアウトソーシング事業を手掛けています。製造現場で活用されるロボットや海外展開なども視野に入れた、工場での働き方改革関連株として注目していきたいですねぇ。工場労働者の人材不足を途上国からの技能実習生で埋め合わせする事も社会課題となっており、移民などのテーマ性も同社と関連性があるかもしれませんな。上場後の初値より株価は暴落相場を背景に下落基調ですが、PBR・PER共に割安と考えていますので、反発となった折には拾ってみたい銘柄として見ております。
4つ目の銘柄もIPOから、3月9日に東証一部へ上場したフォーラムエンジニアリング<7088>です。機械や電気系エンジニアの人材派遣業を手掛けており、同社も働き方改革関連としてのテーマ性を持ち合わせています。エンジニアが持つスキルに応じた段階的な評価に加え、地元で働けるマッチングを提供するコグナビなど、AIを活用したサポートの充実が、大手企業から引き合いがある要因だと思われます。売上高300億円を超える大企業ながらも、地合いの悪さから、上場後より下落が続き、PERは割安です。市場が好転した折には下値を切り上げるか監視したいところですな。
最後の銘柄は企業向けRPAなどのコンサルティングを主力とし、スマートフォンアプリ開発・運営も手掛けるメディアシーク<4824>です。3月9日に発表された決算では、従来の赤字予想から営業利益を黒字着地させました。前年同期に1600万円の赤字であった営業利益が今回の決算で黒字転換しており、需要は拡大傾向だと思われます。同社のアプリ「バーコードリーダー/アイコニット」は、ファーウェイの子会社が運営する「AppGallery」で提供されている事も、キャッシュレス関連として注目ですねぇ。チャートは軟調な地合いを受けて一目均衡表(月足)の雲の下限さえも割り込んできているので、だいぶ安くなっていると考えます。
と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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