注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバー、MDV、エーザイなど
[20/04/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
カイオム<4583>:210円(+14円)
大幅に3日ぶり反発。がん治療用候補抗体CBA-1535に関する特許出願について、日本で特許付与の決定通知を受領したと発表している。多重特異性抗体Tribody技術を活用し創製したCBA-1535に関連する特許。同技術の活用により、安全性や有効性の高い抗体医薬品の開発が期待されるという。日本のほか、米国、欧州、中国などで特許出願中。特許付与で知財基盤が強化され、新薬の収益性が高まるとの観測から買いが入っている。
MDV<3902>:775円(+57円)
大幅反発。547万人の健康保険組合のデータを製薬会社やアカデミアなどに提供を開始すると発表している。国内最大規模の診療データベースに健保データを加えることで、回復期や慢性期のデータも充実し、多様な調査・研究ニーズに対応していくことが可能となる。新型コロナウイルス感染拡大で医療データの重要性も増しているとみられ、あらためて医療ビッグデータ関連としての活躍余地の広がりが期待されている。
大興電通<8023>:785円( - )
ストップ高買い気配。前日に業績・配当予想の上方修正を発表、ポジティブなサプライズにつながっている。営業利益は従来の14億円から20億円に上方修正、前期比ではほぼ倍増の水準となる。ソフトサービスの需要堅調継続、プロジェクトの採算性向上などが上振れの背景に。Windows7サポート終了に伴う過度な販売減速懸念は後退へ。また、期末配当金も前期実績水準の従来予想6円から10円に引き上げている。
サイバー<4751>:4470円(+355円)
急反発。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は202億円で前年同期比45.0%の大幅増益となった。ゲーム事業の想定以上の好調推移などから、市場予想も35億円程度上振れたとみられる。新型コロナウイルス感染拡大の影響による先行き広告需要の減速懸念などが示唆されたものの、もともと下半期は保守的な計画でもあり、通期予想は据え置きとしている。相対的な業績の安心感が高まる展開にもなっているようだ。
エーザイ<4523>:7191円(-576円)
急落。前日に米バイオジェンでは、アルツハイマー病治療薬アデュカヌマブの米当局への申請を7-9月に計画していると発表。従来は2020年の早い段階で申請を目指す方針としていた。同発表を受けてバイオジェンの株価は一時12%安と急落しており、共同開発先である同社の株価にもネガティブな影響を与えている。なお、もともとのスケジュールのスピードがアグレッシブ過ぎたとの見方は多いようだ。
クエスト<2332>:950円(+41円)
大幅に4日ぶり反発。20年3月期の営業利益を従来予想の6.89億円から7.36億円(前期実績6.14億円)に上方修正している。一方、純利益予想は投資有価証券評価損2.73億円を特別損失として計上し、4.95億円から3.42億円(同4.48億円)に下方修正した。営業利益拡大が評価されているほか、純利益の縮小要因である保有投資有価証券の減損処理は悪材料出尽くしの面もあるとの見方から買い優勢となっているようだ。
GMO-FH<7177>:525円(+30円)
大幅に続伸。20年12月期第1四半期(20年1-3月)の営業利益(速報値)を前年同期比200.2%増の40.48億円と発表している。株式等委託売買代金の増加などで受入手数料が増加した。また、店頭デリバティブ取引が好調に推移し、トレーディング損益が増加したことも利益拡大に寄与した。通期予想は非開示。市場のボラティリティー上昇が増益に寄与したとしており、今後も相場の変動が続くとの見方から買いが集まっている。
<ST>
大幅に3日ぶり反発。がん治療用候補抗体CBA-1535に関する特許出願について、日本で特許付与の決定通知を受領したと発表している。多重特異性抗体Tribody技術を活用し創製したCBA-1535に関連する特許。同技術の活用により、安全性や有効性の高い抗体医薬品の開発が期待されるという。日本のほか、米国、欧州、中国などで特許出願中。特許付与で知財基盤が強化され、新薬の収益性が高まるとの観測から買いが入っている。
MDV<3902>:775円(+57円)
大幅反発。547万人の健康保険組合のデータを製薬会社やアカデミアなどに提供を開始すると発表している。国内最大規模の診療データベースに健保データを加えることで、回復期や慢性期のデータも充実し、多様な調査・研究ニーズに対応していくことが可能となる。新型コロナウイルス感染拡大で医療データの重要性も増しているとみられ、あらためて医療ビッグデータ関連としての活躍余地の広がりが期待されている。
大興電通<8023>:785円( - )
ストップ高買い気配。前日に業績・配当予想の上方修正を発表、ポジティブなサプライズにつながっている。営業利益は従来の14億円から20億円に上方修正、前期比ではほぼ倍増の水準となる。ソフトサービスの需要堅調継続、プロジェクトの採算性向上などが上振れの背景に。Windows7サポート終了に伴う過度な販売減速懸念は後退へ。また、期末配当金も前期実績水準の従来予想6円から10円に引き上げている。
サイバー<4751>:4470円(+355円)
急反発。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は202億円で前年同期比45.0%の大幅増益となった。ゲーム事業の想定以上の好調推移などから、市場予想も35億円程度上振れたとみられる。新型コロナウイルス感染拡大の影響による先行き広告需要の減速懸念などが示唆されたものの、もともと下半期は保守的な計画でもあり、通期予想は据え置きとしている。相対的な業績の安心感が高まる展開にもなっているようだ。
エーザイ<4523>:7191円(-576円)
急落。前日に米バイオジェンでは、アルツハイマー病治療薬アデュカヌマブの米当局への申請を7-9月に計画していると発表。従来は2020年の早い段階で申請を目指す方針としていた。同発表を受けてバイオジェンの株価は一時12%安と急落しており、共同開発先である同社の株価にもネガティブな影響を与えている。なお、もともとのスケジュールのスピードがアグレッシブ過ぎたとの見方は多いようだ。
クエスト<2332>:950円(+41円)
大幅に4日ぶり反発。20年3月期の営業利益を従来予想の6.89億円から7.36億円(前期実績6.14億円)に上方修正している。一方、純利益予想は投資有価証券評価損2.73億円を特別損失として計上し、4.95億円から3.42億円(同4.48億円)に下方修正した。営業利益拡大が評価されているほか、純利益の縮小要因である保有投資有価証券の減損処理は悪材料出尽くしの面もあるとの見方から買い優勢となっているようだ。
GMO-FH<7177>:525円(+30円)
大幅に続伸。20年12月期第1四半期(20年1-3月)の営業利益(速報値)を前年同期比200.2%増の40.48億円と発表している。株式等委託売買代金の増加などで受入手数料が増加した。また、店頭デリバティブ取引が好調に推移し、トレーディング損益が増加したことも利益拡大に寄与した。通期予想は非開示。市場のボラティリティー上昇が増益に寄与したとしており、今後も相場の変動が続くとの見方から買いが集まっている。
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