NY為替:FRBの米社債購入開始を好感してリスクオン
[20/06/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は107円49銭まで上昇後、107円21銭まで下落して107円34銭で引けた。予想を上回った米国の6月NY連銀製造業景気指数を好感したドル買いが優勢となったが、対欧州通貨でのドル売りに上値が抑えられた。米連邦準備制度理事会(FRB)が米社債の購入開始を発表したことを好感した円売りも強まった。
ユーロ・ドルは1.1244ドルから1.1333ドルまで上昇して1.1322ドルで引けた。ユーロ・円は120円75銭から121円64銭まで上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急融資プログラムの一環として米社債の購入開始を発表するとリスク選好の円売りに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.2530ドルから1.2607ドルまで上昇。英国のジョンソン首相と欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は15日会談を行い、声明で、年内のFTA協定批准に向けた交渉加速支持姿勢を表明。ジョンソン首相は「英国とEUの意見はかけ離れていない」と、秩序のない離脱への警戒感の払しょくに努めた。ドル・スイスは0.9480フランから0.9511フランのレンジでもみ合いとなった。
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ユーロ・ドルは1.1244ドルから1.1333ドルまで上昇して1.1322ドルで引けた。ユーロ・円は120円75銭から121円64銭まで上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急融資プログラムの一環として米社債の購入開始を発表するとリスク選好の円売りに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.2530ドルから1.2607ドルまで上昇。英国のジョンソン首相と欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は15日会談を行い、声明で、年内のFTA協定批准に向けた交渉加速支持姿勢を表明。ジョンソン首相は「英国とEUの意見はかけ離れていない」と、秩序のない離脱への警戒感の払しょくに努めた。ドル・スイスは0.9480フランから0.9511フランのレンジでもみ合いとなった。
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