注目銘柄ダイジェスト(前場):ガンホー、しまむら、FDKなど
[20/06/24]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
FDK<6955>:855円( - )
ストップ高買い気配。前日にSMD対応小型全固体電池SoLiCellの年内量産開始を決定と発表していることが買い材料視されている。量産体制の予定としては、今年度中に月30万個規模の生産体制を整備し、22年度には月200万個規模とする計画のようだ。電解液を使用した電池では適用困難な過酷な環境下など、高耐久性が求められるアプリケーションにも適用できる。今年度からの業績寄与も期待される状況となっているもよう。
ガンホー<3765>:2075円(+171円)
急反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は52.7億円で前年同期比59.5%減益となった。主力「パズドラ」のアクティブユーザー数減少などによって、売上高は同43.0%減と、四半期ベースでは上場来最大の減少率となっている。ただ、前四半期比でみると、売上高は3.3%増と4四半期ぶりの増収転換、営業利益も8割超の増益に転じており、最悪期脱出とポジティブに受け止められる形になっている。
サイバーセキュリ<4493>:27000円(-900円)
大幅に3日続落。11万5500株の立会外分売を24日に実施すると発表している。分売値段は2万7063円。株式の分布状況の改善と流動性の向上を図ることが目的。立会外分売で株式需給が悪化するとの懸念が高まったほか、分売値段にサヤ寄せする動きとなっている。また、同社株は5日に直近高値(3万7250円)を付けた後は軟調な推移が続いており、目立った買い材料が見当たらないなか、下値を探る動きも出ているようだ。
ロート薬<4527>:3490円(+40円)
大幅続伸。新型コロナウイルスによる重症の肺炎患者を対象とした再生医療の治験を8月にも開始すると発表している。体内に投与すると患部に集まり、炎症や過剰な免疫反応を抑える効果が期待されている「間葉系幹細胞」を投与していく。21年12月までに安全性や有効性を検証していく計画のようだ。新型コロナによる死亡率の低下につながるものとして、期待感を選好させる動きにもなっている。
リプロセル<4978>:473円(+19円)
大幅に3日ぶり反発。ヒトiPS細胞から作製した小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」の開発に成功し、販売を開始すると発表している。これまで製薬会社から開発が待望されていた細胞で、より臨床に近い試験環境を前臨床の段階から構築することが可能になるという。同社株は11日に年初来高値(547円)を付けた後は値を下げており、販売開始発表を契機に押し目買いも入っているようだ。
しまむら<8227>:7960円(+400円)
急伸。前日に6月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比27.0%増となり、10カ月ぶりのプラスに転じている。前月は同23.4%減であった。6月は客数が同16.0%増加したほか、客単価も同9.8%上昇している。営業時間の通常化、天候状態も追い風となり、客数が大幅に増加。巣ごもり需要のリラクシングウェアや衛生用品が引き続き好調。第2四半期以降の業績回復確度は一段と高まる形になっている。
コスモ・バイオ<3386>:1257円(+16円)
大幅に続伸。保有する投資有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益として1.90億円が発生する見込みと発表している。資産の効率化と財務体質の強化を図ることが目的。20年12月期決算で特別利益として計上する。2月14日に公表した同期の純利益予想は前期比30.3%増の3.10億円となっており、売却益発生で上方修正される可能性があるとの見方から買いが集まっているようだ。
<ST>
ストップ高買い気配。前日にSMD対応小型全固体電池SoLiCellの年内量産開始を決定と発表していることが買い材料視されている。量産体制の予定としては、今年度中に月30万個規模の生産体制を整備し、22年度には月200万個規模とする計画のようだ。電解液を使用した電池では適用困難な過酷な環境下など、高耐久性が求められるアプリケーションにも適用できる。今年度からの業績寄与も期待される状況となっているもよう。
ガンホー<3765>:2075円(+171円)
急反発。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は52.7億円で前年同期比59.5%減益となった。主力「パズドラ」のアクティブユーザー数減少などによって、売上高は同43.0%減と、四半期ベースでは上場来最大の減少率となっている。ただ、前四半期比でみると、売上高は3.3%増と4四半期ぶりの増収転換、営業利益も8割超の増益に転じており、最悪期脱出とポジティブに受け止められる形になっている。
サイバーセキュリ<4493>:27000円(-900円)
大幅に3日続落。11万5500株の立会外分売を24日に実施すると発表している。分売値段は2万7063円。株式の分布状況の改善と流動性の向上を図ることが目的。立会外分売で株式需給が悪化するとの懸念が高まったほか、分売値段にサヤ寄せする動きとなっている。また、同社株は5日に直近高値(3万7250円)を付けた後は軟調な推移が続いており、目立った買い材料が見当たらないなか、下値を探る動きも出ているようだ。
ロート薬<4527>:3490円(+40円)
大幅続伸。新型コロナウイルスによる重症の肺炎患者を対象とした再生医療の治験を8月にも開始すると発表している。体内に投与すると患部に集まり、炎症や過剰な免疫反応を抑える効果が期待されている「間葉系幹細胞」を投与していく。21年12月までに安全性や有効性を検証していく計画のようだ。新型コロナによる死亡率の低下につながるものとして、期待感を選好させる動きにもなっている。
リプロセル<4978>:473円(+19円)
大幅に3日ぶり反発。ヒトiPS細胞から作製した小腸(腸管上皮)細胞「StemRNA Entero」の開発に成功し、販売を開始すると発表している。これまで製薬会社から開発が待望されていた細胞で、より臨床に近い試験環境を前臨床の段階から構築することが可能になるという。同社株は11日に年初来高値(547円)を付けた後は値を下げており、販売開始発表を契機に押し目買いも入っているようだ。
しまむら<8227>:7960円(+400円)
急伸。前日に6月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比27.0%増となり、10カ月ぶりのプラスに転じている。前月は同23.4%減であった。6月は客数が同16.0%増加したほか、客単価も同9.8%上昇している。営業時間の通常化、天候状態も追い風となり、客数が大幅に増加。巣ごもり需要のリラクシングウェアや衛生用品が引き続き好調。第2四半期以降の業績回復確度は一段と高まる形になっている。
コスモ・バイオ<3386>:1257円(+16円)
大幅に続伸。保有する投資有価証券の一部を売却し、投資有価証券売却益として1.90億円が発生する見込みと発表している。資産の効率化と財務体質の強化を図ることが目的。20年12月期決算で特別利益として計上する。2月14日に公表した同期の純利益予想は前期比30.3%増の3.10億円となっており、売却益発生で上方修正される可能性があるとの見方から買いが集まっているようだ。
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