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注目銘柄ダイジェスト(前場):マイクロニクス、PALTEK、オリックスなど(訂正)

注目トピックス 市況・概況
PALTEK<7587>:569円(+37円)
大幅続伸。先週末に、子会社の解散並びに債権放棄、それに伴う業績修正を発表している。センサICの開発を手掛けていた子会社テクノロジー・イノベーションを解散、長期貸付金約2億円を債権放棄する。ただ、当該金額の大半は個別決算において引き当て済みとなっている。子会社の解散及び債権放棄に伴い、当該会社の株式評価損及び貸倒損失の損金算入が可能となるため、上半期連結最終利益は0.8億円から1.4億円に上方修正している。


ジュンテンド<9835>:614円( - )
ストップ高買い気配。先週末に発表した業績予想の大幅上方修正がポジティブサプライズにつながっている。上半期営業利益は従来の5.8億円から14.0億円に、通期では4.0億円から9.5億円に上方修正。、新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクや除菌剤などの感染予防関連や園芸や資材などの巣ごもり関連の売上が伸長したことが上振れの背景に。なお、経費増加により下方修正の形となっている下半期計画は保守的との見方にも。


オリックス<8591>:1314円(-65.5円)
大幅反落。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「売り」に2段階格下げ、目標株価も1640円から1320円に引き下げている。事業投資・海外・不動産などでコロナ影響による減収が想定以上に大きく、21年3月期はキャピタルゲインも意図的に抑制する方針から、業績予想を下方修正しているようだ。金融セクター内では配当利回りも魅力的と言い難く、格下げリスクが燻る点なども懸念しているもよう。


岡山製紙<3892>:1156円(+8円)
大幅に5日ぶり反落。20年5月期の期末配当を従来予想の7.00円から8.00円(前期実績7.00円)に増額修正している。業績などを総合的に勘案し、利益還元を実施する方針に基づく措置。年間配当は従来予想の14.00円から15.00円(同13.00円)となる。ただ、同社株は26日に直近高値(1167円)を付けるなど前営業日まで買い優勢で推移しており、配当修正で材料出尽くしとみた向きが利益確定売りを出しているようだ。


マイクロニクス<6871>:1180円(+91円)
大幅続伸。いちよし証券がレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも1000円から1560円に引き上げていることが買い材料視されている。新型ウイルス問題によるテレワーク増などもあり、データセンター、サーバなどの逼迫感が急速に強まり、DRAM向けブローブカードの需要が拡大していると指摘。「新常態」における新たなビジネスチャンスの拡大を評価としているようだ。


ステムリム<4599>:606円(+9円)
大幅に3日続伸。弘前大学及び塩野義製薬<4507>と再生誘導医薬開発候補品HMGB1ペプチド(レダセムチド)を用いた変形性膝関節症を対象とする第II相医師主導治験の実施に関する契約を締結したと発表している。有効性や安全性を評価することが主目的で、20年内に開始する計画。レダセムチドは、怪我や病気で損傷した組織を生きた細胞を用いずに薬の投与で再生させる再生誘導医薬の開発候補品。


ギフティ<4449>:2680円(+76円)
大幅に3日ぶり反発。LINE<3938>の法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz Partner Program」で「Technology Partner」に認定されたと発表している。認定を受け、LINE公式アカウント上で法人のサンプリングキャンペーンを提供する「giftee LINEサンプリング」、LINE公式アカウントにユーザーを送客する「フレンズアクティベーションプラン」を販促領域のソリューションとして提供開始する。

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