25日の米国市場ダイジェスト:NYダウ60ドル安、ハイテク株が支える
[20/08/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY株式:NYダウ60ドル安、ハイテク株が支える
米国株式相場はまちまち。ダウ平均は60.02ドル安の28248.44ドル、ナスダックは86.75ポイント高の11466.47ポイントで取引を終了した。7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回る結果となった一方で、8月消費者信頼感指数が予想外に6年ぶりの低水準に悪化したことを懸念し寄り付き後に下落した。しかし、強いハイテク株に支えられ引けにかけては下げ幅を縮小。ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)や衣料小売りのギャップ(GPS)はアナリストの目標株価引き上げが好感され上昇。食品メーカーのJMスマッカー(SJM)は第1四半期の好決算が好感され急伸した。一方、家電小売りのベストバイ(BBY)は第2四半期決算が予想を上回る良好な結果だったが、CEOが今後の需要鈍化を警告したため下落。高級宝飾品ブランドのティファニー(TIF)は、フランスのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)による買収が先送りとなったため下落した。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズはダウ平均株価の構成銘柄の変更を発表し、31日の取引開始前に実施することを明らかにした。石油大手エクソンモービル(XOM)、製薬大手ファイザー(PFE)、軍事レイセオン・テクノロジーズ(RTX)の3社にかわり企業向けソフトウェアのセールスフォース(CRM)、テクノロジーのハネウェル(HON)、バイオ医薬品のアムジェン(AMGN)が加わる。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米中第1段階貿易協定進展で円売り強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円25銭から106円58銭まで上昇して106円39銭で引けた。7月米新築住宅販売件数と8月リッチモンド連銀製造業指数の改善を好感したドル買いが優勢となった。米中高官の協議で第1段階貿易協定の存続が確認されたことから、リスク選好の円売りも強まった。しかし、8月CB消費者信頼感指数は予想外に悪化し、6年ぶりの低水準に落ち込んだほか、2年債入札の好調な結果を受けて米債利回りは伸び悩み、ドル買いは一段落した。
ユーロ・ドルは、1.1804ドルから1.1843ドルのレンジ内でもみ合って1.1834ドルで引けた。ユーロ・円は、125円57銭から126円02銭まで上昇。米中が第1段階貿易合意巡り協議し、「双方が進展確認した」との発表を好感しリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.3171ドルまで上昇後、1.3114ドルまで反落。ドル・スイスは、0.9108フランから0.9074フランまで下落した。
■NY原油:続伸で43.35ドル、一時43.57ドルまで買われる
NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:43.35 ↑0.73)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.73ドルの1バレル=43.35ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは42.31ドル−43.57ドル。25日のアジア市場から底堅い動きが続いており、ニューヨーク市場での序盤に43.57ドルまで買われた。米国株式の伸び悩みを意識して42.77ドルまで下げたが、通常取引終了後の時間外取引で43.40ドル台まで戻している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 26.00ドル +0.31ドル(+1.21%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.05ドル -0.32ドル(-0.61%)
ゴールドマン・サックス(GS)206.00ドル -1.34ドル(-0.65%)
インテル(INTC) 49.43ドル +0.29ドル(+0.59%)
アップル(AAPL) 499.30ドル -4.13ドル(-0.82%)
アルファベット(GOOG) 1608.22ドル +20.02ドル(+1.26%)
フェイスブック(FB) 280.82ドル +9.43ドル(+3.47%)
キャタピラー(CAT) 141.15ドル -0.53ドル(-0.37%)
アルコア(AA) 15.05ドル -0.07ドル(-0.46%)
ウォルマート(WMT) 130.63ドル -0.70ドル(-0.53%)
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米国株式相場はまちまち。ダウ平均は60.02ドル安の28248.44ドル、ナスダックは86.75ポイント高の11466.47ポイントで取引を終了した。7月新築住宅販売件数や8月リッチモンド連銀製造業指数が予想を上回る結果となった一方で、8月消費者信頼感指数が予想外に6年ぶりの低水準に悪化したことを懸念し寄り付き後に下落した。しかし、強いハイテク株に支えられ引けにかけては下げ幅を縮小。ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウェアサービスが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)や衣料小売りのギャップ(GPS)はアナリストの目標株価引き上げが好感され上昇。食品メーカーのJMスマッカー(SJM)は第1四半期の好決算が好感され急伸した。一方、家電小売りのベストバイ(BBY)は第2四半期決算が予想を上回る良好な結果だったが、CEOが今後の需要鈍化を警告したため下落。高級宝飾品ブランドのティファニー(TIF)は、フランスのモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)による買収が先送りとなったため下落した。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズはダウ平均株価の構成銘柄の変更を発表し、31日の取引開始前に実施することを明らかにした。石油大手エクソンモービル(XOM)、製薬大手ファイザー(PFE)、軍事レイセオン・テクノロジーズ(RTX)の3社にかわり企業向けソフトウェアのセールスフォース(CRM)、テクノロジーのハネウェル(HON)、バイオ医薬品のアムジェン(AMGN)が加わる。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:米中第1段階貿易協定進展で円売り強まる
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円25銭から106円58銭まで上昇して106円39銭で引けた。7月米新築住宅販売件数と8月リッチモンド連銀製造業指数の改善を好感したドル買いが優勢となった。米中高官の協議で第1段階貿易協定の存続が確認されたことから、リスク選好の円売りも強まった。しかし、8月CB消費者信頼感指数は予想外に悪化し、6年ぶりの低水準に落ち込んだほか、2年債入札の好調な結果を受けて米債利回りは伸び悩み、ドル買いは一段落した。
ユーロ・ドルは、1.1804ドルから1.1843ドルのレンジ内でもみ合って1.1834ドルで引けた。ユーロ・円は、125円57銭から126円02銭まで上昇。米中が第1段階貿易合意巡り協議し、「双方が進展確認した」との発表を好感しリスク選好の円売りが強まった。ポンド・ドルは、1.3171ドルまで上昇後、1.3114ドルまで反落。ドル・スイスは、0.9108フランから0.9074フランまで下落した。
■NY原油:続伸で43.35ドル、一時43.57ドルまで買われる
NY原油先物10月限は続伸(NYMEX原油10月限終値:43.35 ↑0.73)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.73ドルの1バレル=43.35ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは42.31ドル−43.57ドル。25日のアジア市場から底堅い動きが続いており、ニューヨーク市場での序盤に43.57ドルまで買われた。米国株式の伸び悩みを意識して42.77ドルまで下げたが、通常取引終了後の時間外取引で43.40ドル台まで戻している。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 26.00ドル +0.31ドル(+1.21%)
モルガン・スタンレー(MS) 52.05ドル -0.32ドル(-0.61%)
ゴールドマン・サックス(GS)206.00ドル -1.34ドル(-0.65%)
インテル(INTC) 49.43ドル +0.29ドル(+0.59%)
アップル(AAPL) 499.30ドル -4.13ドル(-0.82%)
アルファベット(GOOG) 1608.22ドル +20.02ドル(+1.26%)
フェイスブック(FB) 280.82ドル +9.43ドル(+3.47%)
キャタピラー(CAT) 141.15ドル -0.53ドル(-0.37%)
アルコア(AA) 15.05ドル -0.07ドル(-0.46%)
ウォルマート(WMT) 130.63ドル -0.70ドル(-0.53%)
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