NY外為:ポンドの上値限定的、ブレグジットへの不透明感が根強く、合意ない離脱を警戒(訂正)
[20/08/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
ドイツは9月2日に予定していた英国とEU高官の離脱を巡る協議を中止すると英紙が報じた。具体的な進展が見られないことが理由に挙げられている。報道によると、英政府が年末に合意なく離脱を完了するリスクをとる用意があるとEU高官は答えた。EUのバルニエ首席交渉官は離脱を巡り通商問題などで英国と10月31日までに合意する必要があると訴えた。
ポンドはブレグジットの不透明感に上値が限定的。ポンド・ドルは朝方の安値1.3116ドルから1.3217ドル近辺まで上昇後は、1.32ドル前後へ反落した。ポンド円は139円62銭の安値から140円29銭まで上昇後、139円85銭まで再び下落した。ユーロ・ドルはドイツがパンデミック救済策の延長を決定したため域内経済の見通しが改善したことも支えとなり1.1773ドルの安値から1.1839ドルまで上昇。ユーロ・ポンドは0.8950−55ポンド前後で下げ止まった。
<KY>