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米国株見通し:下げ渋りか、FRBの緩和維持で買い継続

注目トピックス 市況・概況
(15 時30分現在)
S&P500先物      3,473.62(-6.63)
ナスダック100先物  11,960.25 (-31.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は60ドル安。NY原油先物(WTI)は上げ渋り、今晩の米株式市場は売りが先行しそうだ。


26日の取引で主要3指数は上昇。ナスダックとS&Pは5日続伸で最高値を更新、ダウは83ドル高と4日ぶりに反発した。新型コロナウイルス治療やワクチン開発への期待感が強気相場を支えている。この日発表された耐久財受注は予想外に堅調な内容となり、関連セクターの買いを誘った。引き続き好業績のハイテクが相場をけん引する半面、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のジャクソンホールでの講演を前に、慎重姿勢もみられた。


本日はパエル議長の発言内容次第の取引となりそうだ。多くの市場参加者が、FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、積極的な刺激策を従来よりも長期にわたり堅持するとの見解を示すと予想。ただ、足元の経済指標は強弱まちまちながら、ユーロ圏よりも米国の方が回復は早いとの見方が広がる。そのため、パウエル氏は先行きについて過度に悲観的な見解を示すのは控える可能性もある。緩和的な金融政策の維持が株式市場で好感されれば、指数を押し上げるだろう。





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