NY外為:ドル下落、FRBがインフレ平均目標に政策変更=パウエルFRB議長講演
[20/08/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY外為市場でドル売りが加速した。ドル・円は105円61銭まで下落し21日来の安値を更新。ユーロ・ドルは1.1900ドルまで上昇し19日来の高値を更新した。
パウエルFRB議長はジャクソンホールの講演で、長期にわたりインフレが目標である2%達成が困難となる中、平均目標に政策を変更すると発表。5年ごとに政策を見直す。低インフレは経済に深刻なリスクを生む可能性を警告。雇用やインフレの下方リスクが上昇しており、米国経済の潜在性は低下したと指摘。力強い労働市場も、インフレがなければ抑制されると言及した。この決定を受けて米国債相場は上昇。利回りは低下した。
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