大阪金見通し:軟調、米長期金利上昇が上値抑制要因に
[20/08/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6625円(前日日中取引終値↑10円)
・想定レンジ:上限6640円-下限6550円
28日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は軟調な展開となりそうだ。パウエルFRB議長はジャクソンホール会議で講演し「平均物価目標を導入し物価上昇が目標である2%を穏やかに上回ることも認める」と述べた。これを受け、金先物はナイトセッションで売り買いが交錯する場面があったが、その後はゼロ金利政策が長期化するとの見方が大勢となり落ち着いた推移となった。ただ、景気回復期待から米長期金利が上昇しており、金利がつかない資産である金の上値抑制要因となった。今日の金先物はこうした流れを引き継ぎ、やや売りが優勢となりそうだ。
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・想定レンジ:上限6640円-下限6550円
28日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は軟調な展開となりそうだ。パウエルFRB議長はジャクソンホール会議で講演し「平均物価目標を導入し物価上昇が目標である2%を穏やかに上回ることも認める」と述べた。これを受け、金先物はナイトセッションで売り買いが交錯する場面があったが、その後はゼロ金利政策が長期化するとの見方が大勢となり落ち着いた推移となった。ただ、景気回復期待から米長期金利が上昇しており、金利がつかない資産である金の上値抑制要因となった。今日の金先物はこうした流れを引き継ぎ、やや売りが優勢となりそうだ。
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