NY外為:リスクオフ、ダウ200ドル超安、ムニューシン財務長官が選挙前の合意困難との見方
[20/10/15]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
NY外為市場では追加経済対策の選挙前の合意期待が後退したため株安に連れリスク回避の円買いが強まった。ユーロ・円は123円83銭から123円50銭まで下落し、5日来の安値を更新。ドル・円は円買いとドル買いが交錯し105円10銭の安値圏でもみ合い。ユーロ・ドルは1.1770ドルから1.1747ドルまで下落。
ムニューシン財務長官がイベントで、包括的な経済対策の成立に向けて取り組んでいるとした。ただ、民主党と一部の問題において、見解が依然かなり離れているとしたほか、選挙前に何かを成立させるのは困難だとした。また、ペロシ議長が航空セクター単独の支援に反対しており、「全か無しかのアプローチは理にかなわない」と非難した。
ダウ平均株価は一時200ドル超下落。米10年債利回りは0.71%と2日来の低水準で推移した。
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