NY外為:ドル底堅い、トランプ大統領は1.8兆ドル以上の追加策にも意欲示す
[20/10/16]
提供元:株式会社フィスコ
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NY外為市場では大統領選挙前の追加経済対策成立も可能との見方が再燃し、ドルが底堅い展開となった。ドル・円は105円37銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ドルは1.1712ドルから1.1689ドルまで下落し9月末以来の安値を更新した。
トランプ大統領は15日メディアインタビューで、追加経済対策の提示額を1.8兆ドル規模から引き上げる意向を示し、大統領選挙前の合意の可能性に言及。また、欧州ではウイルスの拡大で再び夜間外出禁止令を発令している中、「米国はさらなる閉鎖を計画する状況にはない」とした。
ムニューシン米財務長官が大統領選挙前の合意成立に悲観的な見方を示していたためダウ平均株価は一時300ドル超下げたがその後、下げ幅を縮小し153ドル安で推移。米10年債利回りは0.69%から0.72%まで上昇した。
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