注目銘柄ダイジェスト(前場):サイバリンクス、サイバーダイン、Sansanなど
[20/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
サイバーダイン<7779>:647円(+33円)
大幅に3日ぶり反発。一部メディアが「リハビリなどを目的にロボットを装着した患者の生体情報やロボットの動作状態を医師が遠隔で把握できるシステムを開発した」と報じ、買い材料視されている。報道によると、「コロナ禍を受け、在宅の患者に対応する」という。新型コロナウイルスの収束が見通せないなか、自宅でリハビリする患者の需要は高まるとの見方から買いが入っているようだ。
富士通ゼ<6755>:2923円(-32円)
続落。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来計画の45億円から77億円に、通期では160億円から190億円、前期比27.2%増益に上方修正へ。北米や欧州を中心として空調機の需要が想定以上に堅調に推移のもよう。上半期は第1四半期決算時に続く上方修正。また、通期の市場予想は180億円程度であった。ただ、第1四半期が5割超の増益であったこと、株価が高値圏にあることから、目先の出尽くし感が先行する形に。
戸田建<1860>:644円(-28円)
大幅続落。先週末に業績予想の下方修正を発表している。上半期連結営業利益は従来予想の102億円から59億円、前年同期比62.0%減に引き下げている。受注済工事の引渡し時期見直しや追加工事の発注予定延期などが発生し、完成工事総利益が減少するもよう。下振れ懸念はあったとみられるものの、下方修正幅は想定以上とネガティブに捉えられている。
東レ<3402>:496.9円(+21.5円)
大幅反発。2度の墜落事故で運航停止に追い込まれている米ボーイングの小型機「737MAX」の運航再開が認められる見通しになったと伝えられている。欧州航空安全機関の事務局長では「分析の結果、十分に安全基準を満たしている」とコメントし、年内に運航再開が可能になる見通しとされている。航空機関連の一角と位置付けられる同社への支援材料となっており、今後の航空機向け炭素繊維の需要回復に期待が向かう展開へ。
サイバリンクス<3683>:3680円(-280円)
急落。目立った悪材料は観測されていないものの、過熱警戒感からの利益確定売りが優勢となっているもよう。先週末も長い上ヒゲを残して伸び悩む動きとなっており、いったん上値到達感が広がる形になっている。行政デジタル化関連として人気化し、上放れ前の9月11日終値から先週末まで、一時2.38倍の上昇率となっていた。マザーズ指数の3日続落などが個人投資家のマインド低下にもつながっているようだ。
Sansan<4443>:7090円(+320円)
大幅に3日ぶり反発。野村証券が目標株価を6800円から8400円に引き上げ、買い材料視されている。レーティングは「Buy」継続。同証券は「在宅勤務実施企業の増加で顧客情報管理に関する日本企業の意識が高まるなど、COVID-19による好影響も顕在化し始めた」などと指摘、その上で「セクター内では未だ買いやすい位置にある」との見方を示した。Sansan株は14日に上場来高値(7870円)を記録した後は値下がりしており、押し目買いも入っているようだ。
フェローテク<6890>:1058円(+41円)
大幅に4日ぶり反発。SiC(炭化ケイ素)単結晶ウェーハに関する製造・販売事業を新たに開始するため、中国科学院上海珪酸研究所(SICCAS)などとの合弁会社を同国安徽省に設立すると発表している。100%連結子会社が31.46%出資する。SICCASとはSiC単結晶ウェーハ製造に関する技術提携も行う。また、中国で半導体ウェーハ事業などを手掛けるグループ会社2社が第三者割当増資を行い、設備投資資金を調達する。
<ST>
大幅に3日ぶり反発。一部メディアが「リハビリなどを目的にロボットを装着した患者の生体情報やロボットの動作状態を医師が遠隔で把握できるシステムを開発した」と報じ、買い材料視されている。報道によると、「コロナ禍を受け、在宅の患者に対応する」という。新型コロナウイルスの収束が見通せないなか、自宅でリハビリする患者の需要は高まるとの見方から買いが入っているようだ。
富士通ゼ<6755>:2923円(-32円)
続落。先週末に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来計画の45億円から77億円に、通期では160億円から190億円、前期比27.2%増益に上方修正へ。北米や欧州を中心として空調機の需要が想定以上に堅調に推移のもよう。上半期は第1四半期決算時に続く上方修正。また、通期の市場予想は180億円程度であった。ただ、第1四半期が5割超の増益であったこと、株価が高値圏にあることから、目先の出尽くし感が先行する形に。
戸田建<1860>:644円(-28円)
大幅続落。先週末に業績予想の下方修正を発表している。上半期連結営業利益は従来予想の102億円から59億円、前年同期比62.0%減に引き下げている。受注済工事の引渡し時期見直しや追加工事の発注予定延期などが発生し、完成工事総利益が減少するもよう。下振れ懸念はあったとみられるものの、下方修正幅は想定以上とネガティブに捉えられている。
東レ<3402>:496.9円(+21.5円)
大幅反発。2度の墜落事故で運航停止に追い込まれている米ボーイングの小型機「737MAX」の運航再開が認められる見通しになったと伝えられている。欧州航空安全機関の事務局長では「分析の結果、十分に安全基準を満たしている」とコメントし、年内に運航再開が可能になる見通しとされている。航空機関連の一角と位置付けられる同社への支援材料となっており、今後の航空機向け炭素繊維の需要回復に期待が向かう展開へ。
サイバリンクス<3683>:3680円(-280円)
急落。目立った悪材料は観測されていないものの、過熱警戒感からの利益確定売りが優勢となっているもよう。先週末も長い上ヒゲを残して伸び悩む動きとなっており、いったん上値到達感が広がる形になっている。行政デジタル化関連として人気化し、上放れ前の9月11日終値から先週末まで、一時2.38倍の上昇率となっていた。マザーズ指数の3日続落などが個人投資家のマインド低下にもつながっているようだ。
Sansan<4443>:7090円(+320円)
大幅に3日ぶり反発。野村証券が目標株価を6800円から8400円に引き上げ、買い材料視されている。レーティングは「Buy」継続。同証券は「在宅勤務実施企業の増加で顧客情報管理に関する日本企業の意識が高まるなど、COVID-19による好影響も顕在化し始めた」などと指摘、その上で「セクター内では未だ買いやすい位置にある」との見方を示した。Sansan株は14日に上場来高値(7870円)を記録した後は値下がりしており、押し目買いも入っているようだ。
フェローテク<6890>:1058円(+41円)
大幅に4日ぶり反発。SiC(炭化ケイ素)単結晶ウェーハに関する製造・販売事業を新たに開始するため、中国科学院上海珪酸研究所(SICCAS)などとの合弁会社を同国安徽省に設立すると発表している。100%連結子会社が31.46%出資する。SICCASとはSiC単結晶ウェーハ製造に関する技術提携も行う。また、中国で半導体ウェーハ事業などを手掛けるグループ会社2社が第三者割当増資を行い、設備投資資金を調達する。
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