東京為替:ドル・円は伸び悩み、買い一巡後は失速
[20/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
19日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。仲値にかけて国内勢による買いが強まり105円前半から半ばに浮上したが、買い一巡後は失速した。日経平均株価の堅調地合いでリスク選好的な円売りに振れやすいものの、ドルは買い後退で上値が重いようだ。なお、中国経済指標の相場への影響は限定的。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円34銭から105円47銭、ユーロ・円は123円37銭から123円64銭、ユーロ・ドルは1.1712ドルから1.1725ドル。
【要人発言】
・中国国家統計局
「中国経済は引き続き回復プロセスにある」
「国際環境は依然として複雑で深刻、また不安定で不透明だ」
・バネッタ欧州中銀(ECB)専務理事
「コロナ第2波による域内の回復とん挫のリスクで、超緩和的金融政策の必要も」
【経済指標】
・日・9月貿易収支:+6750億円(予想:+9898億円、8月:+2486億円)
・中・7-9月期GDP:前年比+5.5%(予想:+5.5%、4-6月期:+3.2%)
・中・9月鉱工業生産:前年比+4.9%(予想:+5.8%、8月:+5.6%)
・中・9月小売売上高:前年比+3.3%(予想:+1.8%、8月:+0.5%)
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