今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避の円買い抑制も
[20/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日のドル・円は、東京市場では104円50銭から104円26銭まで下落。欧米市場では、104円03銭まで下げた後、104円73銭まで反発し、104円63銭で取引終了。本日30日のドル・円は、主に104円台で推移か。米長期金利の上昇を意識して、リスク回避的な円買いは抑制される見込み。
米商務省が29日発表した7-9月期国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率+33.1%の伸びを記録した。伸び率は1947年の統計開始以来では最大。個人消費は+40.7%でGDP成長に寄与した。GDPの水準は2019年10-12月期の水準を3%程度下回っているが、4-6月期の前例のない経済の落ち込みは7-9月期の成長でカバーされた。
しかしながら、市場参加者の間からは「2021年以降の米国経済が成長軌道に回帰できるかどうか定かではない」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「米大統領選の結果は中長期的な米国経済見通しに大きな影響を与える可能性がある」と指摘しており、7-9月期GDP成長率の高い伸びは4-6月期の大幅な落ち込みからの反動との見方が多いようだ。
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米商務省が29日発表した7-9月期国内総生産(GDP)速報値は、前期比年率+33.1%の伸びを記録した。伸び率は1947年の統計開始以来では最大。個人消費は+40.7%でGDP成長に寄与した。GDPの水準は2019年10-12月期の水準を3%程度下回っているが、4-6月期の前例のない経済の落ち込みは7-9月期の成長でカバーされた。
しかしながら、市場参加者の間からは「2021年以降の米国経済が成長軌道に回帰できるかどうか定かではない」との声が聞かれている。一部の市場参加者は「米大統領選の結果は中長期的な米国経済見通しに大きな影響を与える可能性がある」と指摘しており、7-9月期GDP成長率の高い伸びは4-6月期の大幅な落ち込みからの反動との見方が多いようだ。
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